Cazperのつれづれ日記: 年齢で資産配分は変えてはいけない

« 過度の信用(取引)は悪魔 | メイン | 【インフレか】サービス価格じわりと上昇中 »

2006年6月14日

panda01.gif 年齢で資産配分は変えてはいけない

良くファイナンシャルプランナー(FP)が「年齢に応じて資産運用を変えるべき」と言っていますが…私はそれを聞く度に「嘘付けぇ ( ゚д゚)ゴラァ!」と言い放ってきました。

ファイナンシャルプランナーの話を聞いていると、「年齢が若い間はリスクを大きく取れるので比較的値動きの激しい株式の割合を多めにし、年を取ってきたら値動きの少ない債権の割合を多くするべきだ」と主張しているようです(郵便局でさえ、年齢と資産運用に関して説明しています)

本当にそうでしょうか?

そもそも、株式のリスクが大きいと誰が決めたのでしょうか? 確かに価格の変動だけみていれば株式の方が大きく振れます。しかし、債権とて激しいインフレが吹き荒れると、元本が保証されていたとしても価値の毀損が激しくなります。

価格ではなく価値に焦点を当てれば、債権・株式の購入時期に応じて保有リスクの大小が決まるのであって、債権・株式の違いでリスクの大小が決まるはずがありません。

株式市場が弱含んでいる時期に株式を買えば、リスクの少ない資産運用が出来ます。また、株式市場が高値で推移しているものの、債券の利回りが高く、デフレ基調であるならば、債権を買うことでリスクの少ない資産運用が出来ます。(後者は、日本で言えば15年前の日本のようにバブルが弾けた直後を指します。債権の利回りが軒並み8%あり、資産デフレ基調になりましたから)


と、いうわけで…自分の年齢に応じて資産運用のスタイルを変えてはいけません あくまでも市場の状況に応じて資産運用のスタイル(ポートフォリオ)を変えるだけです。

P.S.1
どこかの教科書で読んできたように、頭で考える事無く「株式はリスクが大きい、債権はリスクが少ない」とか言っているFPが居たら、話半分で聞き流す事ですね。

P.S.2
ベンジャミン・グレアムも同様の事を指摘してたので、取り上げてみました(笑 詳しくは↓のp191をご覧下さい。
新賢明なる投資家(上)


P.S.3
あぁ 上記の意味を汲み取れば…大きな会社で行われる 給与天引きの「従業員持ち株会」は最悪ですね。 会社の価値と市場での価格を判断して、「価値>価格」の時だけ株式を購入するようにしなければ株を買う意味がありませんから。

何も考えずに、給与天引きの「従業員持ち株会」には入らない方が良いですよ。(ただし、明らかに「価値>価格」の時だったら、その期間だけ持ち株会に加入するのは良き判断ですが…)

投稿者 cazper : 2006年6月14日 07:06 | b_entry.gif
     

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.cazoo.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/1028

コメント