Cazperのつれづれ日記: 【流通革命】アスクルのその先

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2006年7月18日

panda01.gif 【流通革命】アスクルのその先

最近までの不景気で企業はコスト削減ばかり行ってきました。その結果、直接費削る余地が無くなってきており、間接費の削減に注目する企業が増えてきています。

無駄な部分を削減する事は重要なのですが、単に無駄な部分を削除しても限界があります。例えば、使っていないボールペンを各机から回収する人を動かしたとします。一見すると、各机から使われていないボールペンを回収したから数千円浮いたと感じます。しかし、回収するために利用した時間が1時間であれば、回収した人の賃金の他に、その人に掛かる建物の減価償却費が乗っかってきたりして…結局、回収するための人を削減した方が会社にとってメリットがあるという事が少なくありません。

何故、このような事が起きるのでしょうか???それは、人間は、「目に見えるコスト」を削減したがるからです。本来やるべきなのは、目に見えない部分のシステムを変更し、結果として目に見える部分のコストを削減する事です。

ナンバーワン企業の法則
 必要なものを継続的に補給するというこの考え方は単純そのものである。すなわち、供給者が顧客の在庫管理の責任を負うというもので、それはまた、供給者の商品の流通をスムーズにし、自身の末端への供給コストを引き下げることになる。これでみんなが勝者になる。オペレーショナル・エクセレンス企業は、より安い価格の商品を仕入れ、かつ不必要な仕事のほとんどから解放されるからである。
 こうしたコスト削減のためのリレーションシップを作り上げるうえで先駆者となったウォルマートは現在、毎日の売上データを供給者に送るのに電子データ交換システムを利用している。供給者側のコンピューターはこのデータを、例えば在庫情報や売り上げ予測と一体化し、必要なら新規注文を生み出す仕組みになっている。(p.94)
さて、これを踏まえると、企業内の間接費を更に落とせると思います。

そのためには、企業内の事務用品の管理をアスクルのような事務機器通販会社に行わせるシステムを構築しなければなりません。例えば、事務用品をストックしてある棚から品を持っていく場合には、バーコードリーダーで読み取るようにさせるシステムを構築します。後は、事務用品の残数を通販会社が常にオンラインで管理して、不足してきたら補充するようにします。こうしてしまえば、各企業は事務用品の管理に必要な管理部門の人を削減することができます。

(別の表現をすれば、事務用品の看板方式みたいな感じですね。)

投稿者 cazper : 2006年7月18日 21:56 | b_entry.gif
     

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