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2006年7月19日
【リアル世界のロングテール】小額決済
昨日のWBSで小額決済ビジネスについて流れていました。小額決済市場は60兆円だとか…これを見逃す理由は無いでしょう。でも、何故最近になって小額決済市場が注目されたのでしょうか?
今までは、小額決済といえば財布の中の現金でした。そして、中価格帯以上の決済になってくるとクレジットカードが利用されたり、銀行から引き出された現金が(財布に滞留する事無く)利用されていました。
さて、現金の性質を考えると…現金は誰かに利用される事で価値が生まれます。例えば、現金が銀行に滞留(預金)されていれば、その現金が企業等に融資されて活かされる事になります。一方、財布の中に滞留している現金というのは、誰も活用する事が出来ないので世の中に活かされていない事になります。(その証拠に、財布の中に入っている現金は誰に対しても利子を生みません。)
もちろん、今までにもこの小額の現金を活用させるために様々なサービスが提供されてきました。デビットカードやクレジットカードの小売店への進出等々…。しかし、決済時間が長かったり、利用可能な店舗が少なかったりして中々普及しませんでした。しかし、電子マネーは様子が違うようです。ICチップを利用することで決済時間の短縮化を図り、小額決済が主流となるコンビニ等の小売店で利用可能とした事で、利用者にとって利便性が高まり普及してきました。
利用者に利便性を提供する一方でサービス提供側は決済時の手数料やプリペイド時にプールされた資金を運用する事で稼ぐ事が出来るようになりました。つまり、電子マネーが普及することで、財布の中に入って死んでいるお金が活かされるようになったのです。
ロングテールというとインターネット分野ばかりが注目されますが、電子マネーによる小額決済ビジネスも、ロングテールなビジネスだったりするんですねぇ。
投稿者 cazper : 2006年7月19日 07:14
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