Cazperのつれづれ日記: 「自分だったらこれを使うか」という視点

« 企業価値評価勉強会とバンクーバの友人との再会 | メイン | 台湾旅程を組中 »

2006年7月23日

panda01.gif 「自分だったらこれを使うか」という視点

開発の現場では、新しい機能・サービスを作らなけれければなりません。ただし、単に新しい機能・サービスを作る事が重要なのではなく、お客にウケる新しい機能・サービスを作る事が重要です。そのためには、お客の意見に常に注意をはらわなければなりませんが、全ての開発者がお客と触れ合う機会が多いわけではありません。

そこで重要だと思うのが、ある機能・サービスを作った際に、「自分だったらそのサービスを使うか?」という視点を持つことです。

例えば、新しく作ったWebシステムを作ったとします。開発者はそのサービスを使えば便利だろうと思って作り上げるわけですが…それでは、自分が利用者の立場に立った際に、そのサービスを是非とも使いたいと思うのでしょうか? 自分が使わないサービスを他人が使うとは思えません。

装置開発でも同じでしょう。ある装置を作る際に、実際に装置を使う場を想定して、自分なら一連の作業をする際にその装置を使うかどうかを想像するべきです。自分が「装置を使わずに手動でやるなぁ」と感じる装置をお客さんが使うわけがありません。


P.S.
ちなみに、「自分だったら、このプロジェクトに投資をするか?」という視点も重要だと思います。事業プランを考えた際に、自分が投資できるものなら自分でも投資したいと思うようなプランを作らなければならないでしょう。

例えば、会社内で事業プランを考える人の中には「このプロジェクトが成功するかは実際に作って見なければわからない」と言う人がいます。その担当者に対して「自腹でもそのプロジェクトに投資したいか?」と聞いた場合に担当者が「自分でも投資したい」と言えないプロジェクトならば、殆ど成功しないと考えて良いと思います。

これは、起業のプランであっても、研究のプランでも同様です。


P.S.2
ビジネスプランコンテストやビジネスアイデアコンテストに関して言えば、参加者に対してリスクを負わせないのが欠点でしょう。優勝賞金100万円だ1000万円だと掲げれば、その優勝賞金目当ての人が集まるわけです。この泡銭だけを利用して事業立ち上げを行えば、「事業が失敗しても自分は痛くも痒くもない」と思って事業する人が増えていくでしょう。

事業が失敗したら借金を背負ってしまい立ち直れないという起業環境は問題があるとは思いますが…その一方で、事業資金の殆どを他人が提供するという起業環境も問題があるでしょう。事業が失敗したら起業家の種銭が無くなる位のリスクを起業家が背負うようにさせないといけないとは思います。

「自分で事業をやる際に投資していきたいけど、お金が足りないから投資してください」という態度なら良いのだけど、「自分はこのビジネスをやる際に自腹では投資はしません。しかし、アイデアと労力を提供してるのだからストックオプションという形で権利を保有したいです」という態度は虫が良すぎるような気がします。


P.S.3
追伸の方が多い…orz...

投稿者 cazper : 2006年7月23日 00:29 | b_entry.gif
     

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.cazoo.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/1084

コメント