Cazperのつれづれ日記: サイト遮断ソフトは、企業進化を停滞させ…仕事2.0の会社が台頭する

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2006年8月21日

panda01.gif サイト遮断ソフトは、企業進化を停滞させ…仕事2.0の会社が台頭する

昨日の朝日新聞に次のような記事が載っていました。

仕事と無関係のサイト遮断ソフト、企業に浸透 漏洩対策
2006年08月20日13時45分

 職場のパソコンを使い野球の結果を知ろうとインターネットに接続するのはダメ――仕事と直接関係ないサイトの閲覧を制限する動きが企業に広がっている。「業務の効率アップ」に加え、昨春の個人情報保護法施行を機に情報漏洩(ろうえい)対策が強化されたためだ。青少年向けとして始まった有害サイトを遮断するフィルタリングソフトの市場が昨年は約2割伸び、今や学校や家庭以上に企業で浸透している。

手っ取り早く業務以外の事をさせないようにするには、懲罰をもって人々の行動を制限する事です。人々の行動を管理する役目を担う情報管理者や労務管理者等にしてみれば、従業員に余計な行動を起こさせない仕組みを社内に導入できれば大成功だと感じるかもしれません。しかし、人間とはそもそも余計な行動を取るようにプログラムされてるものです。そして、この一見余計にみえる行動が次なる飛躍を生むものなんですよねぇ。

むろん、軍隊のように敵を駆逐するというような強烈な目的がある場合には、余計な行動は命取りとなります。しかし、軍隊は目的を達成するための行動を取れるものの、あるべき目的や新たな秩序を生み出すようには行動できません。

今の世の中は移り変わりが激しく、軍隊方式の管理されすぎた経営は必ずしも上手くいきません。上手くいっているとしても一時的でしかないでしょう。多少の余裕を持たせないといけないと思うわけです。そういうわけで、仕事と無関係のサイト遮断ソフトを導入している企業は長期的に見ると斜陽化していくと感じます。

高度経済成長的な発想を完全に捨てて、仕事2.0を作り出す時期に来てるんだと思うんですね。(まぁ、サービス産業は仕事2.0になりつつあるんですけどね。第二次産業は駄目ですね)

P.S.1
ちなみに、業務以外の事をやるべきではないという理論を振りかざすのならば、従業員側も業務発明を帰属の会社に言わないようにするべきでしょう。職務発明とは違い、業務発明は会社にとって余計な業務ですから。もし、会社が興味があるのならば、職務発明とは別枠で業務発明を考えた人と契約すべきでしょうし。

P.S.2
先日お会いした株式会社 チアル・アンド・アソシエイツ代表の井川 修治さんは、人間のこうした行動を把握されていらっしゃり、それを踏まえてセキュリティソフトウェアを開発されているとの事です。事業の発展が期待できますね。

投稿者 cazper : 2006年8月21日 06:30 | b_entry.gif
     

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