Cazperのつれづれ日記: 長距離鉄道より短距離鉄道

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2006年8月28日

panda01.gif 長距離鉄道より短距離鉄道

鉄道は、大昔は山奥の鉱物を工場に運ぶために用いられていました。1800年代になると、イギリスで商用鉄道が開通し物流に加えて人の移動を手助けするようになりました。

これを皮切りに、欧米各地で商用鉄道がひかれました。これにより、都市間で多くの人・物が流れるようになりました。しかし、1900年代になると車が登場します。車は随時物資を運ぶことができたので、定期的にしか物資を運ぶことの出来ない鉄道に代わって物流を支配し始めました。また、車の性能が上がるにつれて、人の運搬も一部車に食われるようになりました。

車が発達しても、長距離の人の移動に関しては依然として車よりも鉄道の方が有利でした。ところが…飛行機が発達したことで長距離鉄道のメリットが薄れてしまいました。また、鉄道は一度ひいてしまうとひき直す事が出来ないため、ひいた都市の人口が減少すると赤字路線化してしまいます。


一方、大都市部を見てみると道路は十分に整備されているのに、整備すればする程都市化が進み、車による混雑が酷くなっています。そのため、都市部では地下鉄や高架鉄道等のMRT(Mass Rapid Transit)が市民の足として普及します。そして、MRTが更に都市の過密化を進めます。過密化すれば、都市部の土地が高騰するため、人々は郊外に住むようになり更にMRTの需要を押し上げていきます。

というわけで…、鉄道ビジネスは長距離よりも短距離の方が儲かるビジネスを構築しやすいんですよね。


P.S.1
道路を幾ら整備しても都市は渋滞に悩まされるという現象を体験したいのでしたら、シムシティーというゲームをやるといいでしょう。
N64 シムシティ2000(新品)

P.S.2
ちなみに、東京-大阪程度の距離であれば、長距離高速鉄道(新幹線)の方が飛行機よりも時間的メリットが大きいでしょうね。同様に、台湾新幹線は飛行機(国内線)よりもビジネスとして成功する可能性が大きいでしょう。

P.S.3
台湾だと、台中、高雄のMRT需要は強いでしょう。タイだとバンコク、中国だと上海、北京等々の各都市でMRT需要がありますね。

投稿者 cazper : 2006年8月28日 21:11 | b_entry.gif
     

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