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2006年9月12日
天然ガス需要の急伸
石油価格高騰の裏で凄い勢いで需要が伸びているのが天然ガスです。先日も、サハリン2に関して日本とロシアの揉め事が発生しました。
そもそも、天然ガスは石油を掘り出したときの副産物で今までは燃やして処分していました。しかし、天然ガス焼却後のクリーンさに着目されたり、圧縮・貯蔵技術の発達により有効利用できるようになったために、世界で天然ガスの利用が増えてきたわけです。
そこへ、原油・石油価格の高騰が天然ガス需要に拍車を掛けました。原油・石油は化成品にも応用されるために、商品需要が世界的に増えると燃料としての原油・石油も高値になってしまします。しかし、燃料としてしか利用されない天然ガスは、商品需要の急伸による影響をあまり受けず、原油・石油よりも価格上昇が抑えられてきたのです。そのため、天然ガスを利用しようとする人々が増えたのです。
今週号の日経ビジネスを読んでいたら、以下のような記事がありました。
| 弾ける前に萎む天然ガスバブル 原油高で一躍脚光浴びたが、供給不足に顧客困惑 (中略) そして、たとえ供給不安が遠のいたとしても、天然ガスは価格の高止まりが予想される。米国を中心にLNGの消費は急拡大し、世界の様々な地域でLNG関連のプラント建設に追われる千代田化工建設の関係者はこう言う。 「LNG市場は売り手市場になった。日本が、かつてのような長期契約で安定した価格で調達することは、もはや難しくなっている」 世界に広がる天然ガスバブル。その終息点はまだ見えない。 |
世界的に見れば需要は今後増える一方ですから、ガス価格が安定するためには供給量を増やすしかありません。石油・原油と違い天然ガスはまだ供給インフラを整えることで供給量が増える可能性があるのが唯一の救いでしょうね。(←あくまでも経済的に見れば)
P.S.
環境的に見ると、エネルギー需要自体は悪でしかないのですが…。
P.S.
今週頭に、液化石油ガス販売会社の新海能源が減益になったというニュースでてますね。減益の一方で、売り上げが2倍程に伸びてるようです。ニュースを斜め読みしたら、とりあえず貯蔵タンクを増やしていくみたいですね。設備投資先行型のビジネスなので拡大期は大きな減価償却費が乗っかってくるのはしょうがないですが…。負債比率が一定水準以上にならないように経営してもらえれば良いですね。
投稿者 cazper : 2006年9月12日 07:08
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