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2006年10月29日
弱者はまず弱者である事を認めること
今、公立高校では卒業に必要な科目(日本史、世界史)の履修漏れで問題になっているようです。卒業する側にとっては深刻な問題なのですが、人類知という観点からすると履修漏れ自体は大した事ではなかったりします。
それよりも深刻なのは、自分の考え方・行動を歴史から学ぶ姿勢を持っていない人が多い事だったりします。
アウグスティヌスが何年に生きていたか?何をやったのか?なんていうのを暗記したところで意味が無いんですよ。重要なのは、「何故、そういう思想が生まれたのか?」という時代背景やその人の境遇であったりといった部分なわけです。
さて、話を本題にもっていきたいのですが、「戦や戦争において歴史上勝ち残った武将は、何故勝ち続けることが出来たのでしょうか?」
それは、自らの戦力と他人の戦力をわきまえていたからに他なりません。これは、孫子が「彼を知り己を知れば百戦殆うからず。彼を知らずして己を知るは一勝一敗す。彼を知らずして己を知らずは戦えば必ず破れる。」と言ってる事からも基本中の基本である事が分かります。
しかし、ビジネスの現場では、自分が弱者であるにも関わらず自分が弱者としての自覚を認識している人が少なかったりします。自らが弱者であるという事を認識していないために、強者と同じような作業を行なっていき、消耗戦に巻き込まれて…最後は衰退するわけです。
世の中は、弱者ほどリスクに敏感になります。元々少ないリソースが減ってしまったらどうしようと不安になるわけです。しかし、元々少ないリソースであれば無くなっても取り返しがつきますしので思い切って一つの事に集中させた方が結果は吉となる事の方が多いわけです。
弱者ほど本能的にリスクに敏感になるのですから、弱者は弱者である事を素直に認めて、本能とは逆の事を敢えてしないといけないと思うんですよねぇ。
P.S.
弱者の戦略はランチェスターの法則にあるように次のような方法があります。
弱者の戦略とは 1. 強い競争相手との差別化 2. 競争目標と攻撃目標の分離 3. 小規模1位主義、部分1位主義 4. 細分化 5. 重要な目標の絞込み 6. 目標範囲を狭くする 7. 接近戦・一騎打線 8. 経営力の集中投下 9. 軽装備 10. 長時間労働 どんな経営においても、利益を生み出す粗利はお客がお金を支払ったときにしか出ない。つまり、お客に気に入られ、お客に喜ばれ、お客から忘れられないようにすることが、経営における顧客戦略となる。 ランチェスター法則によると、お客作りに関連するもの(営業対策と商品対策)は経営の80%を占める。社長は自社の経営力と競争相手の経営力から、「弱者の戦略」を使ってお客作りに対する戦略と戦術を立てなければならない。(p.66) |
投稿者 cazper : 2006年10月29日 07:00
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