Cazperのつれづれ日記: 同時並行の罠[優先順位付けが必要]

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2006年12月24日

panda01.gif 同時並行の罠[優先順位付けが必要]

 企画した製品を開発する際、一人が同時に複数の開発に携わる事があります。当然ながら、同時に複数の仕事を勧めることが出来ません。そこで重要になるのが、何を優先して終わらせるのかです。

当然ながら、重要度が高い案件を優先して終わらせようとスケジュールを組みます。それでは、何を基準に重要度を決めるべきなのでしょうか?

それは、その案件を"完遂"したらどれくらいのリターンが見込めるのか? という事です。

「完遂」というのがキーです。まず、完遂するまでの期間が長くなれば費用は大きくなります。当然ですが、完遂しなければリターンが来始める事はありません。ということは、一つの案件に全力を投入した際の費用対効果が一番大きな案件を最優先にしなければなりません。

大事なのは、最優先にやるべき事に集中させる事です。しかし、空いた時間は無駄であると考えるマネージャーは過ちを犯します。空いた時間に優先順位が若干劣る仕事を組み入れてしまうのです。

空いた時間で優先順位が劣る仕事が完璧にこなせれば問題ないのですが、空いた時間のみで終わる仕事というのは存在しません。つまり、最優先すべき仕事のみ行う場合と最優先すべき仕事の合間に別の仕事を組み入れる場合では、前者の方が早くリターンを享受できるのです。

開発期間に余裕がある場合は、同時並行して仕事をこなしても問題は無いのですが、直ぐに売り上げを上げたいのならば出来るだけ一つの仕事のみ行うようにしていかなければならないと思います。

ここが変だよ日本の管理職
 ホワイトカラーの科学的なマネジメントとは、どんなふうに行ったらよいのでしょう。それは、一言で言えば、見えないことをいかに見えるようにするかがポイントです。
 そのためにはまず、業務を全部分析して、お客さんのためになっている意味のある部分と、やってもまったく意味の無い部分とに分けなければ無りません。言ってみれば、自分たちの仕事をきちんと棚卸ししてみるのです。
 次に、意味のある部分でも、効率を考えて、その人がやるべきかどうかを判断する必要があります。たとえば、ある自給の人が担当したのでは効率が悪いならば、その人ではなくもっと時給の低い人へ仕事を割り振りし直すという事です。
 この、わずか二つのことがなぜできないのでしょう。とても不思議です。管理職の人たちが、そのための訓練を受けていないということが大きいのではないでしょうか。
 こんなことを口にすると、「宋さんは日本人の悪口を言っていれば商売になるのだから…」という、みなさんのキツい視線をイヤでも感じざるを得ません。
 でも、あえて憎まれ役を買って出ても、この自分たちに欠けている部分について、日本の管理職の皆さんにぜひじっくりと考えて欲しいのです。(pp.34-35)

投稿者 cazper : 2006年12月24日 23:09 | b_entry.gif
     

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