Cazperのつれづれ日記: プロダクトアウトで失敗すると、価格の話が出る

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2007年1月10日

panda01.gif プロダクトアウトで失敗すると、価格の話が出る

プロダクトアウトとは、企業が製品や商品、サービスの調達・開発・提供・販売を行うに際して、企業の有する技術や優位性などを基本にそれらの事業活動に取り込んでいく考え方です。

一方、プロダクトアウトの反意語に当たるのが、マーケットインです。マーケットインとは、企業が製品や商品、サービスの調達・開発・提供・販売を行うに際して、市場や顧客のニーズを汲み取った上でそれらの事業活動に取り込んでいく考え方です。

 “工業”の歴史において、産業革命以来、20世紀の大量生産方式の登場まで「作れば売れる」時代が続いておりまして、その時代にはプロダクトアウトの発想は非常に上手くいきました。しかし、1970年代ごろになると資本主義社会に成熟化・飽和感が見られるようになり、次第に作り手・売り手の独り善がりな商品・サービスは受け入れられなくなってきました。そうなると、そこで購買者の視点、ニーズを重視しようというマーケットインの発想が大切になってきました。(引用元)

需要が旺盛なマーケットが変化したのが売れなくなった原因ですから、特長の無い品を作れば価格競争に巻き込まれます。かといって単に技術開発をしても開発コストが掛かる割りに市場がそこまで高機能を求めていないので高値では売れません。すると営業は製造原価が高いのが売れない原因だと考え、開発・製造は売れる見込みが例え無かったとしても製造原価を下げるには数を作るしかないと只管働き続け在庫を増やし続けるのです。

プロダクトアウト系の企業で、「高機能・低価格の開発をすれば売れる」という話ばかりが出てきたら、一日も早く、勝負するマーケットを変える事に注力した方が良いかと思います。


P.S.
プロダクトアウトとかマーケットインとか切り分けてるけども、どちらにしろ製品・サービス作りが「顧客思考」になっているかどうかが重要なんですよね。

投稿者 cazper : 2007年1月10日 06:45 | b_entry.gif
     

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