Cazperのつれづれ日記: 中国企業は何故コングロマリットが多いのか?

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2007年2月 9日

panda01.gif 中国企業は何故コングロマリットが多いのか?

[晴のち小雨、max=417]
なんか若干多めに寝ても駄目だ。眠い。何もできない。

今読んでいるのは、↓なのですが。結構面白い。
中国が世界をメチャクチャにする
中国投資に批判的な人は、中国の不良債権問題や会計問題を上げます。確かに問題でして、「8067 長春達興薬業」のように役員による横領や粉飾決算で倒産に向かう企業も少なくありません。(←で私は不覚にも損失が生じましたし…) しかし、実際に自分で踏み込まなければ物事の本質が見えてこないのもまたしかりでして、皆が踏み込めない間に人より調べて踏み込んでしまうのが重要だとも思えるわけです。

本を読んでいて、何故中国の銀行が不良債権を沢山抱える事になったのか? 何故、中国に上場している企業はコングロマリット企業が多いのかの疑問への答えが載っていたので引用しておきます。

 通常の市場経済では、企業が何年もコスト以下の価格で販売し続けることは出来ない。しかし中国は通常の市場経済ではない。きちんと機能する破産法がないから、支払不能会社の整理は難しい。加えて銀行には流動資産がたっぷりある。中国人は平均で収入の40パーセントほどを貯金するし、貨幣供給は年間GDPの2倍はある。つまり銀行は、融資先が見つかる以上に預金をもつことが多いわけで、疑わしい融資を回収しようと目を光らせたりはしない。
 ほかにも問題がある。この国の最大手行(中国工商銀行)のある省幹部工員は、支払不能の会社から債権を回収して破産させてしまっては、銀行の利益に反すると言う。その会社に下請け業者があれば連鎖反応がおこるのは明らかだ。失業者が増えて、消費不況に陥り、社会の安定を脅かすおそれがある。「不況を全体に広げるより、景気が上向くのを待つほうがずっといい」と銀行員は言った。国をあげてこうした態度で臨んでいることは、世界的に見て中国の企業の倒産が極度に少ないことから明白である。
 この特殊性がまた別の特殊性へとつながっていく。それは、伝説の「10億人市場」への販売という永遠の誘惑にも寄るのだ。市場経済では、企業が製品の供給過多に陥ったときは生産を抑えるのが普通だが、中国ではレアケースだ。もっと良く見られる反応は、同じペースで生産を続けながら、多角化すべく参入する部門を探すことである。(pp.80-81)
当然ながら、中国は外貨を獲得した段階で不良債権処理を行っています。その後、銀行を次々上場させているわけでして、今後は今までとは違うオペレーションをしていくかが銀行業発展の鍵となるのでしょう。

一方、まだまだコングロマリット企業はパイの拡大があるからこそ超競争状態でも生き残れてきていると思われます。したがって、パイの拡大が止まりはじめた頃に運命の分かれ道が待っているでしょうね。生き残る道は、本当に優秀なコングロマリット企業になるか、それとも、専門化していくしか無いでしょう。いずれにしても、中途半端なコングロマリット企業は(そのうち)衰退するでしょう。


さて話は全然変わり、YouTubeで最近驚くのは、昔のファミコンをやりこんだ映像を見れるという事。たかがゲームなのだけれども、やりこむと人々に感動を与えれるんだねぇ。といわけで、忍者ハットリくんを貼り付けておきます。

そんでもって、何気に凄いと思うのが次の映像だったりします。普段JRの駅で聞きなれている山手線等の音もメドレーにしてピアノで弾くと芸術性が出てきますね。

投稿者 cazper : 2007年2月 9日 23:59 | b_entry.gif
     

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