Cazperのつれづれ日記: 情報を出せば、新しい情報が入ってくる

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2007年2月 5日

panda01.gif 情報を出せば、新しい情報が入ってくる

レアメタルには前々から興味を持っているので↓の本を今日読み終えたのですが、色々と新たな発見しました。
レアメタル・パニック

中国稀土控股有限公司 チャイナレアアース(0769)といえば、日本人が購入できるレアアース銘柄なわけですが…邱永漢氏は次のように指摘しています。

山を掘る仕事は政府関係の事業が多いですから、官僚的な経営でこちらがイライラさせられるのも結構ございます。そういうことを覚悟の上でよく調べて投資をして下さい。(邱永漢)

しかしながら、今回読んだレアメタル・パニックには次のように書いてあります。

 この鉱山は中国のものだが、葉さんという中国人が政府との間にパイプを持ち、そこに工場を作ろうとしていた。
 イットリウムはゼノタイムという鉱石に含まれている。ゼノタイムからイットリウムを取り出すためには炉が必要だ。その炉を作る天才がジャン・チェンロンである。そこで葉さんはジャン・チェンロンの技術を使おうと考えた。(p.123)
このジャン・チェンロン氏こそがチャイナ・レアアースの現在の社長なのです。職人的な業種なのでこういう方が経営者に就いているのは非常に良い気がします。

とはいえ、邱氏が指摘するように、今の中国は鉱物そのものを輸出するのではなく、鉱物を国内で加工して高付加価値商品にした後で輸出しようと躍起になっているところですので、鉱山業がこれ以上の盛り上がりを見せるのかは微妙なところではないでしょうか。(もちろん、鉱物に対する需要は伸びるのですが…)


さてさて、以上の話は私にとってはどうでも良い事だったりします。レアメタル・パニックから学ぶべきは次の文章です。

 「一級情報を出したらだめだ」と友人から言われたが、何もしないで放っておくより、情報を積極的に提供した方がましだと思い、公開してしまった。
 自分が持っている情報を出せば、必ず新しい情報が入ってくるからだ。一つの情報を出せば、二つ入ってくる。そして、その二つの情報を持って他のお客さんのところに行けば、四つになる。四つの情報を持っていけば八つになるのだ。私は一日にだいたい五件くらいのお客さんをまわっていたから、最初一つしかなかった情報が一日が終わる頃には三十個にもなる。そういう発想は、何かを新しく開発するときにとても大切だ。(pp.134-135)
自分が持っていてもどうにもならない物は積極的に利用できる人にあげたり、一般に公開した方が良いに決まっています。 情報はそれ自体が活用されてこそ価値を生むわけですからね。

投稿者 cazper : 2007年2月 5日 23:59 | b_entry.gif
     

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