Cazperのつれづれ日記: アメリカのサブプライムローンの下落が意味するもの

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2007年3月10日

panda01.gif アメリカのサブプライムローンの下落が意味するもの

T氏から朝一でメッセが飛んできたので紹介します。

どうも、アメリカの不動産市場が危ないというのです。

この図を眺めれば、いかにサブプライムローンの話が深刻か解かる。2006 年8月には100あったサブプライムモーゲージボンドの価格インデックスが先週は75ポイントまで下げているではないか!!

サブプライムモーゲージボンドとはサブプライムという比較的信用度が低い消費者層に対し、少し危険だけど金利が高いので・・・という理由で銀行がこの数年、積極的に貸し出していたローン。そのモーゲージ(住宅ローン債券)を証券化した債券の価格である。
100円のものが75円になった。(実際は2月27日に73まで下げた。)100兆円残高があれば25兆円が損した事になる。今年、住宅ローン関係の借換えが1兆ドル(120兆円)はあるという。だとしたらサブプライムローン債券からの損失は膨大なものであろう…。(松藤民輔の部屋 2007年03月07日

債権の大幅な下落というのは、債権保有者にとって非常に大きな痛手となります。それは、最近、日本の消費者金融の大幅赤字を見れば分かります。利息を高く取っていたとしても、元本の毀損による特損が発生すると利息を吹っ飛ばすくらいの会計上の赤字が出てしまうのです。


以前、何かの本でHSBCのレバレッジ率が世界的に高いのを見ていたことがあります。これが何を意味するのかというと、HSBCがクシャミをすると世界経済に与える影響は大きいという事です。それを踏まえて、松藤民輔氏のBlogを読んでいるとHSBCの動向には気をつけていく必要がありそうです。

HSBCという世界3位の銀行がサブプライムローンの件で100億ドルの貸倒引当金を積んだとの事。2月20日に、フォークロージャー100件と書いたが…。

今週末、トールブラザーズという高級住宅販売会社の前期の売上が67%減と発表された。明らかに米国不動産販売は減速というより急ブレーキがかかってしまった。フォークロージャーとは物件差し押さえの事。ニューヨークで前年同期比18%増のフォークロージャー。ブルックリンとクィーンズで毎週100件のフォークロージャーが起きている。(松藤民輔の部屋 2007年03月02日


チャイナショックは起きた。1日で9%下落の上海株インデックスはシニアな米国市場を416ドルも暴落させた。しかし、本質はHSBC(香港上海銀行)のサブプライムローンの事件に端を発している。(松藤民輔の部屋 2007年03月01日

今後もアメリカの不動産市場が悪化すると、どこかの市場の下落を発端とした連鎖下落が起きる可能性がありますね。アメリカの事だからといって自国には関係無いと思わないことです。

とはいえ、世界的な株安に見舞われたときには優良株の買い時でもあります。滅多に無いチャンス到来の可能性が高まったと捉えるべきでしょう。(これは、日本のプチバブルにも当てはまりますが…)

投稿者 cazper : 2007年3月10日 22:35 | b_entry.gif
     

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