Cazperのつれづれ日記: 鉱物高と資産インフレ

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2007年4月11日

panda01.gif 鉱物高と資産インフレ

前々から言われていることですが、「鉱物高と(中国の)資産インフレ」は常に気になります。

中国当局は投資が更にすすんで不動産の値上がりや株高が起ることを極端に警戒していますから、金利の引き上げとか、貸出しの制限とか、次々と手を打ってきます。でも国内で流通する人民元がふえるのを抑制しない限り、こうした抑制策はすべて役に立たないことは目に見えています。したがって次に起るのは不動産と株の値上がりだということに間違いはなさそうです。(HIQ)
中国が輸出をし続ける以上は、中国元をどんどん刷らなければならないので資産インフレが生じてしまうのはしょうがないでしょう。もちろん、中国も元の後ろ盾となる外貨を還元すべく海外の資産を購入する政府系の会社を立ち上げたようですが…割安な資産を購入しなければ意味が無いので購入すべき資産は限られてしまうでしょう。

HIQでは不動産株を狙えと言っていますが、資産インフレを前提として不動産関連の株式を購入する場合、どのビジネスをしている企業の株を買えばよいのかはちゃんと考えておきましょう。一番恩恵が大きいのは、建物を保有して賃貸料を稼いでいる企業となります。次いで、大規模な開発区を保有してジワジワと上物を作っている会社となります。最後に、土地を都度購入して上物を開発している会社となります。資産インフレのときは、レバレッジを聞かせて保有資産を多く持っている企業の方が有利となるのです。

ちなみに、資産インフレの風を大きく受ける事は無いけれどもインフレ自体に強い企業は、消費財でフランチャイズ性の高いビジネスを行っている企業です。その一つは康師傅(0322)に代表されるような食料品です。ここら辺は色々ありますので、良いビジネスを行っている企業は注目しておきましょう。(ただし、高い株価で手出しをするのは無用です。)


さて、もうひとつ気になるのが、鉱物・資源高です。

 物質・材料研究機構は、銅や鉛、ニッケルといった多くの金属が2050年までに枯渇するというレポートをまとめた。その理由は、急激な経済成長を続けるBRICsの使用量の急増だ。

(中略)

2050年までの金属使用量の累計を算出した。 その結果、鉄やモリブデン、白金などは2050年までに、採掘が経済的に見合う「埋蔵量」を使い切ることが分かった。さらに銅や鉛、金などは、経済的には採掘できないが存在が確認済みの「埋蔵量ベース」までも使用量が超えてしまう。ニッケルやマンガン、インジウムなどに至っては、使用量が埋蔵量ベースの数倍に達するという予測をはじき出した。 (日経ビジネスオンライン)

ここで注目すべきはレアメタルやレアアースと呼ばれていない金属までもが枯渇しうる可能性が出てきたと言うことです。資源全体の需要が伸びる限り、枯渇が近い将来やってくるという悲観論が必ず出てきます。(悲観論ではなく現実論なのかもしれませんが…) 資源の枯渇に皆が悲観している限り資源は高値維持されます。

BRICs等の新興国の市場を注目するのならば、同時に新興国の影響で生じる資源市場にも注目するべきでしょう。

投稿者 cazper : 2007年4月11日 12:53 | b_entry.gif
     

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