Cazperのつれづれ日記: Google型ビジネスに追随しても駄目

« 代官山のち自由が丘 | メイン | 京まる(京○)渋谷店で飲み »

2007年7月 8日

panda01.gif Google型ビジネスに追随しても駄目

Web2.0といった流行のキーワードがありますが、私は以前からWeb2.0ビジネスを高く評価する世の中に疑問を呈していました(参考:「WEB2.0バブル 名付けてバブル2.0(笑」)

しかしながら、未だにビジネスの肝が何であるかも分からずに、GoogleAPIのようなAPIを利用したサービスを立ち上げたりする人々が後を絶ちません。それらのサービスの収益源をみると結局アフィリエイトだったりするわけで、ビジネスモデルの目新しさを少しも感じることが出来ません。

さて、今日読んでいる本で2ちゃんねるの管理人ひろゆき氏が鋭い文章を書いていたので紹介しておきます。

2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (西村博之 著)

 グーグルのAPI公開が発展に繋がるのかというと、かなり微妙です。無料のサービスを増やし続けても、既存のサービスを拡大しても、それは前進しているように見えるだけで大きな発展には繋がりません。サービスの一つである無料電子メール『Gメール』の容量が増えればユーザーは便利になりますが、追随する他メールサービスとの競争になり、その先に待っているのは莫大な設備投資だけです。
 では、なぜグーグルはサービスを展開し続けるのでしょうか?それは、広告収入や株式市場で集めたお金の使い道がないからです。

 (中略)

 上場企業は、お金を集めて何もしないのは許されていません。だからグーグルは新しいサービスを買ってくる。その結果、株価が上昇する。どんどん進化するだろうと思われているときに、ダラダラすることは、許されないのです。サービスや検索結果をユーザーに還元することは富の再配分にあたり、画期的なモデルだと言われていますが、それは株式会社が株主に配当することと同じ。別に目新しいことでもなんでもないのです。(pp.27-28)


Googleは既に十分な広告収入を上げているので、ユーザーにとって無料のサービスを次々立ち上げていっても困る事はありません。しかし、他の人々がGoogle型ビジネスに憧れて同様のサービスを立ち上げようとしても収益見通しは暗いでしょう。

投稿者 cazper : 2007年7月 8日 19:39 | b_entry.gif
     

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.cazoo.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/1809

コメント