Cazperのつれづれ日記: 祝!?生日快楽

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2008年3月12日

panda01.gif 祝!?生日快楽

[晴]誕生日:今聞いてる曲:【鏡音リン】 ココロ 【オリジナル曲】
最近、早く寝て遅く起きる生活になりつつあります。そのためか、気力・体力は十分です。


昼は、ケーキを持ってきてくれた方が居て、クリスマス柄の皿の上で食べました。


夜は↓のケーキを食べました。そこまでは美味しくなかったりします。

ケーキ三昧ですね。明らかにカロリーオーバーです(゜-゜) と言いつつ週末もスイーツ(笑 を食べに行くんですが(笑


今日は↓の古い版を読み終えました。
フラット化する世界(上)増補改訂版
バブル再来に書いてあるようにバブルの恩恵について書いてあったりします。

 にわか景気やバブルは、経済的には危険をはらんでいる。おおぜいの人間が損をし、多くの企業が破綻するおそれがある。しかし、イノベーションの速度を速める場合が多い。また、それによって煽られたすさまじい過剰生産--鉄道の路線や自動車など--が、思いもよらないプラスの結果を生み出すことがある。
 インターネット関連株の急騰でも、そういう現象が起きた。光ファイバー関連企業に莫大な過剰投資が行われ、地上と海底におびただしい本数の光ファイバーが敷設された。そのため、電話やデータ送信のコストが激減した。(pp.106-107)
バブルというのは、はじけた場合に多くの失業者を生むという状況を生み出すのですが、バブルの間にはインフラが過剰なほど整備されます。そのため、バブル崩壊後に経済が再生し始めると、過剰投資されたインフラが逆に次の世の中を構築するのに貢献するんですね。だからこそ、過剰インフラでバブル崩壊した後の国には積極投資をした方が得なんだと思います。


さて、動画共有サイトであるYouTubeは既得権益者からみると違法コンテンツの山のように見えているようです。確かに違法コンテンツが多いわけですが、そればかりに注目しているとテレビ局等の既得権益者は足元をすくわれると思います。

 人間はアップロードを好む。したがって、フラット化の要因10のうち、アップローディングは最も破壊的にひろがる力を秘めている。(中略) 個人がアップロードし、共同作業を行うツールは、どんどん普及しているし、人々がアップローディングの経験からフィードバックが得られれば得られるほど、大きな組織やヒエラルキー的な構造にその影響が及ぶに違いないと思う。(p.183)
人間なんて自分の所有物や作成物を他人に見てもらって反応を楽しみたい動物なんです。したがってアップロード量が増えていくと…当然ながら合法な著作物も増えます。そうなっていくと、違法著作物による既得権益者への毀損度合いは減ってくる事が予想されます。この事態が浮き彫りになる前に既得権益者は新たなビジネスモデルを構築する必要があると思います。


日本の報道を見ていると中国はまだまだ日本の技術に追いついていないと言った報道を聞きます。しかし、アメリカの大学を出ている人を見るとインド人や中華系の人が多く、むしろ日本人の方が少なかったりします。そう考えると日本の技術が中国よりも優れているとは必ずしも言えない気がします。

 本当に恐ろしいのは、中国が底値をめぐる競争ゆえに世界の投資をひきつけているのではないということだ。それは短期の戦略でしかない。どんな業種でも、中国に関して犯しかねない一番の誤謬は、中国は低賃金の競争で勝っているだけで、品質や生産性の向上はありえないと思い込むことだ。アメリカの非営利調査機関コンファレンス・ボードの研究によれば、中国の国営産業を除く民間企業部分では、1995年から2002年にかけて、生産性が年間17%向上している--くりかえすが、17%だ。(pp.204-205)


↓は本を読んでいてハッとさせられた部分です。

 これ(中国)を拠点に、パーコウスキーは次の大きな動きにでた--アメリカに逆上陸(オフショア)して、オフショアリングから利益を得ようとしたのだ。「2003年4月、われわれは破綻した老舗の部品メーカー、フェデアル・モグルの北米でのカムシャフト事業を買い取った」パーコウスキーは語る。「そこの主要取引先であるビッグ・スリーとキャタピラーとカミンズを取り込むのが、当初の目的だった。(中略) 買収のもう一つの目的は、中国へ持って帰れるテクノロジーを得ることだった。いまの乗用車やトラックに用いられるテクノロジーは大半がそうだが、カムシャフトのテクノロジーもごくあたりまえの技術と見られている。しかし、カムシャフトは、高度の加工部品で、エンジンの性能を左右する。この買収によってわれわれは実質的に、中国でカムシャフトのトップメーカになるのに利用できるノウハウとテクノロジーを手に入れたことになる。それによって、中国とアメリカの両方にカムシャフト・テクノロジーと得意先の基盤を築いたわけだ」(p.210)
今、中国企業は外貨を稼ぎに稼いだので海外の企業を買収する事が推奨されています。先進国が発展途上国の企業を買収する場合は、単純に買収先における生産力が欲しいだけだったりするのですが…発展途上国が先進国の企業を買収する際には先進国の技術を自国に持ち込めるわけですね。日本は中国へ技術を盗まれないようにしたがっているのですが、中国が外貨を稼げば稼ぐほど中国企業は種々の先進国の企業を買収するわけですから、技術を盗まれないように考える事自体が徒労に終わるのではないかと思うのです。それならば、いっその事技術供与をして仲良くしていく方が長期的にWin-Winになるのではないでしょうか?


↓これは技術者が知っておくべき事実だと思います。

 「品物を作るのは簡単だ。サプライチェーンとなると、非常に厄介だ」シェフィがいいたいのは、こういうことだ。現在のテクノロジーをもってすれば、知的財産を秘密にしておくのは難しい。どんな製品でも、分解して模倣し、何日かで品物を作れる。だが、世界中に”品物を届ける”--仕入先、卸売り業者、港湾業者、税関、発送業者、運送御者といった関係業種の連鎖を綿密に秩序正しく動かす--プロセスを築くのは、容易ではないし、まして真似するのは極めて難しい。(p.219)
技術者は技術力を高めれば企業が儲かると考えがちですが、一部の技術を除き、大概の技術はマネするのが簡単だったりします。特許で幾ら防衛しようとしても、幾らでも回避する事なんて出来るわけです。だからこそ、ブランドやフランチャイズといった参入障壁を作る方が技術を開発するよりもビジネス的には大切なんですね。(技術者としては認めたくない事実なんですけどね…)


WBSを見ていたら政府系ファンドが損失拡大させているらしいです。政府系ファンドって超優秀な方々がやってるんですよね。政府系ファンドは軍資金と知的能力の高い人が揃っているとは思うけど…バフェット1人には到底敵っていないですね。3人集まりゃ文殊の知恵とは言いますが、投資に関しては3人集まっても文殊には成れないようです。

投稿者 cazper : 2008年3月12日 23:59 | b_entry.gif
     

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