Cazperのつれづれ日記: 経済的に豊かになる事と人間的に豊かになる事

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2008年5月15日

panda01.gif 経済的に豊かになる事と人間的に豊かになる事

[曇, 心地良]
久々に気温が良いです。外を出歩きたい気分になるのに部屋に閉じこもって1日中文章作成…。文章書くの超苦手なんですよね。(~_~;) もっとも、得意科目は睡眠ぐらいしかないんですけども…。


そんな中↓のニュースを聞いていて違和感が生じました。

カリフォルニア州職員退職年金基金(カルパース)、英年金運用最大手、ハーミーズなど世界的な投資家7社とアジア・コーポレート・ガバナンス協会(ACGA)は15日、日本企業に対し企業統治の改革を求める「日本コーポレートガバナンス白書」を発表した

(中略)

ジェイミ・アレンACGA事務総長は「提言が実行されれば、投資家の信頼が高まって日本市場に流入する資金が増加し、日本の経済、年金基金、ひいては生活者にとってもプラスになると確信している」と述べた。(FujiSankei Business i.)

単に「もっと配当すべきだ」という彼らの発言を聞いていると、日本経済を良くしたいという発言は大義名分の何物でもないのではないかと思えてきます。「配当すべきだ」と圧力をかけるのではなく、「資金をもっと有効に活用すべきだ」と発言する方が本筋のように思えるんですよね。(有効に活用できなさそうなら配当を厚くすべきなのですけれども…)

彼らが言うように、海外からの資金が流入し始めればフローは大きくなると思うんですよね。フローが大きくなれば、その中から分け前を得ている労働者は経済的に豊かになれます。でも…幾らフローが大きくなろうが、多くの人は閉じた世界で生きているわけですから結局実感がわかないわけです。そして、フローの増大に伴うストックの価値の増大は海外の投資家に奪われていくと…。

この構図を見てると、海外の圧力を受け入れていけば、表層的には経済的に豊かになれるでしょうけれども、人間的には豊かになれそうもないなぁと思えてきます。(それよりは、日本のファンドが日本企業に圧力をかけた方が良いはずなんですけど…日本人は日本人の言う事をなかなか聞かないしなぁ…矛盾だらけ)


ちなみに、昔はストックが少なかったのでフローからストックを作ることが効果が大きかったわけですが、今やストックの方がフローに比べて大きいわけでして、ストックからフローを作ることの方が効果が大きいんですよね。


寝る前に読んでいたのが↓
エンゼルバンク(1) 三田紀房
ここで言われているのは、転職は不利であるという事。転職での成功率は42%。自分の価値を知らずに転職をするから失敗する。30歳を過ぎたら(自分の価値による)利息で暮らせ。縁があるところにポンと入る。転職者数は全就労者数のうちの4%。等々…。

利息で暮らせといった考え方は共感が持て、統計データを利用している点が興味深いですが、統計とは過去のデータであるという事とマクロでの視点とミクロでの視点は大きく違う点には注意した方が良いかと思います。何を言いたいのかと言えば…過去がどうであっても、自分は過去に従がう必要性は無いし、統計がどうなっていようと統計を信じ込む必要はないという事ですね。あくまでも人生の主人公は自分ですからねぇ~。

投稿者 cazper : 2008年5月15日 23:59 | b_entry.gif
     

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