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2009年1月13日
【金融投資から実物投資へ】復活はBRICsの中から
[晴]
↓を読み終えました。
金融大崩壊
テレビを見ていても水野氏の指摘は鋭いなぁと感じておりました。本も分かりやすく書いてあります。
| こうして生まれる新しい資本主義は、過去400年の資本主義とはまったく異なる姿を見せることになるでしょう。今後の世界は、BRICsをはじめとする新興国が経済を牽引していきます。 しかし、政治的にそれらの国が牽引できるかどうかは別です。無極化の世界とはいえ、BRICsがすぐにアメリカに取って代わるかどうかは、少し立ち止まって考えてみる必要があります。(p.154) |
アメリカよりヨーロッパの方が住宅バブルだと言われているのですが、実際の数字が載っていたので転載してしまいます。
| こうして90年代以降、ほぼ世界中で住宅バブルが起きましたが、恐ろしいのは、世界の住宅価格の平均上昇率のほうが、アメリカの住宅価格の上昇率よりも高かったという事実です。住宅価格の上昇率はこの10年でアメリカが2倍、南アフリカが4.9倍、アイルランドが3.4倍、イギリスが3.1倍、スペインが2.9倍となっています。これらの国々でも07年末から住宅価格は下落に転じています。(p.127) |
ジョージソロスが唱える再帰性に関係する点だと思われますが、どうも経済というのはある時点で確立される理論が永続的ではないようです。
| 株価の下落に対して、金融政策当局からしばしばファンダメンタルズは問題ないという発言が繰り返されますが、このようにいえるのは、94年以前の世界です。95年以降になると、金融経済の拡大それ自体が世界の景気をよくし、逆にいまのように金融資産の価格が下落すると、実体経済は不況に陥るのです。株価の下落がファンダメンタルズを悪化させるのです。 1968年以降、そして特に95年以降、経済の常識は次々に覆されてきました。「金融経済は実物経済に従属する」というのもそうですし、「インフレはすべての怪我を癒す」、「貯蓄率が高い国ほど成長率が高い」というのもそうです。2000年代に入ってからの日本は、デフレ下でも景気が回復していましたし、一方で、インフレに誘導して景気を上向けるために行われたマネーサプライの拡大は、ほとんど効果を発揮しませんでした。資本の完全移動性が実現したことで、「マネーサプライの増加はインフレを引き起こす」という常識も通用しなくなったのでした。また、貯蓄率が世界一高い日本はご存知のように低成長を続けています。(p.134) |
帰宅途中で本屋に寄ってエコノミストを読んでいましたところ、以前の恐慌時において株価反転の前に生じた現象は債権価格の下落のようです。ジムロジャーズも米国債の下落を懸念しておりまして、今後米債権をどこも支えられなくなると次の転換点へ向かうことになるようです。とはいえ、債権が下落しても直ぐに株価反転になるわけではないようですが...。
投稿者 cazper : 2009年1月13日 23:59
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