Cazperのつれづれ日記: 面白い!「お金を使えば税金を負ける」 or 「消費しなければ課税」

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2009年2月18日

panda01.gif 面白い!「お金を使えば税金を負ける」 or 「消費しなければ課税」

[晴]

昨日↓を読み終えましたけど、面白いアイデアなので紹介。
マネーゲーム敗れたり
僕も日本はアメリカに輸出していることでなりたっていると思っていたのですが、考え直してみれば、それってあくまでもドルを稼いでいるだけの話なんですよね。輸入する際にはドルを使うけど、企業は別として、個々人レベルで見てみると海外から輸入して消費に回るのは食料品と燃料ぐらいのもです。となれば、この二つが確保されている限り生きていけるんですよねぇ~。

たとえば、日本でアメリカへの輸出が激減したらたいへんなことになると考える人は多いが、日本のGDPの85%~88%が国内消費である。日本が不景気になったのは輸出が不振におちいったからではない。国内市場が不良債権の拡大と低金利による収入減で消費不足になってしまったからである。(p.203)

だからといって、物に満ち溢れている日本で内需を拡大させようとしても無理だよなぁと感じていたのですけれども、そこは邱先生でして、税制を大胆に変更させる事で消費を促すべきだと唱えております。

 生産優先の時代の立案者たちは、消費が不足すれば公共投資で不足した消費を補えばよいと考えてきた。最悪の場合でも、一時的に減税をやって消費に刺激をあたえれば、景気は自然に回復するものと信じている。だから今度の大不況でもそれを繰り返してきた。しかし、毎回やっても効果はない。なぜならば、もはや投資で消費を誘導できないほど、消費は充実してしまったからである。それでもなお生産が需要をオーバーし、消費不足が目立つとしたら、公共投資や減税をするのではなくて、直接、一億二千万の消費を刺激する以外に有効な方法はない。
 消費を推奨するための方法はいくつか考えられる。消費税は消費を抑制するものだから、消費税を廃止するのも一つの方法である。しかし、日本では消費を奨励しなければならない時期に逆に消費税率を三%から五%に引き上げて消費を抑え込んだ。税法の立案する人たちがいかに大局を見る目に欠けていたかを立証するものであろう。

(中略)

 ならばお互いに相矛盾する政策になるかもしれないが、お金を使えば、税金を負けてやるという税法はどうだろうか。

(中略)

 従来のようにワクの範囲におさめたら経費として認めるというのではなくて、そのワクまで経費を使わなかったら、使わなくなった分は税金として召し上げるのである。つまりお金を使ったら税金をとるのではなくて、使わなかったら税金をとるのである。
 そんな税法があっていいのかとあきれる人がいるかもしれないが、それくらい思い切った政策をとらなければ、消費不足は解消しないのである。(pp.120-123)

そういえば、Grandeさんが今年の年初の挨拶で「「マイナス金利(預金税)」「預金封鎖」などといった事態も覚悟はしておこうかな。」と語っていましたけど、そのぐらいやらないと新たなる消費を刺激する事が困難になってきています。もちろん、マイナス金利にしてしまえば銀行が取りつけ騒ぎになってしまいますが、消費を促すために消費しなければ税金を課すというアイデアは面白すぎます。(といっても環境にとってはとてつもなく悪いのですが...)


さて、↓こういうニュースが出てくるとワクワクしますね。
NTT、発電効率3倍の太陽電池を開発 アジアでも実証実験
現状の太陽電池で二酸化炭素ベースで2年で回収できるようになってきているわけですから、製造に必要なエネルギーが変わらなければこの太陽電池は8ヶ月で回収できる事になります。


今日から速読で読み直しているのが↓です。
アメーバ経営


夜は赤羽へ。「元祖みそたれやきとり かしら屋 赤羽店」で焼鳥をOさんと一緒に食べてきました。

世間知らずなもので 「かしら」は焼鳥じゃなくて「豚串」であることを今日知りましたよっと。いわゆる、「ねぎま」ではないんですねぇ

投稿者 cazper : 2009年2月18日 23:59 | b_entry.gif
     

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コメント

どうもこんにちは。

・・・「お金を使えば税金を負ける」 or 「消費しなければ課税」って1999年に邱先生が書かれていたのですね。僕が初でマニフェストにできると考えていたのに。。。

投稿者 tonyn : 2009年3月 1日 17:16