Cazperのつれづれ日記: 高い粗利益率を維持している企業は競争優位性がある

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2009年5月10日

panda01.gif 高い粗利益率を維持している企業は競争優位性がある

ホンダが200万円を切るハイブリッド車を発売した後に、トヨタが旧型プリウスを値下げしてきており競争が激化しております。

値下げするには、COGS(Cost of goods sold)を下げるか、粗利益率そのものを下げるかしかないわけですが、競争が激化してくれば当然ながらCOGSを下げるよりも早く売値を下げるわけでして、粗利益を犠牲にするしかなくなります。


こうした様相を見ていると、需要の減退は、競争優位性を持っていた企業の優位性を剥奪する事もあるんだなぁと感ぜざるをえません。

バフェットの財務諸表を読む力
 企業が高い粗利益を稼ぎ出せるのは、永続的競争優位性の存在によって、売上原価をはるかにうわまわる価格設定の自由が与えられるからだ。対照的に、永続的競争優位性を持たない企業は、自社の製品もしくはサービスを値下げすることで競争するしかない。当然、この値下げは利ざやの低下につながり、最終的には収益性に悪影響を及ぼす。
 ごくごく一般論で言うと(もちろん例外はあるが)、粗利益率が40%以上の企業は、なんらかの永続的競争優位性を持っている可能性が高い。反対に40%以下の場合は、所属する業界のきびしい競争によって、企業の利ざやが圧縮されている可能性が高い。20%以下の企業は、たいていの場合、競争激烈な業界に属しており、このような業界では、どの会社も持続可能な競争優位性を構築することができない。そして、競争優位性から恩恵を受けられずに、業界の激しい競争に巻き込まれている企業は、決して長いスパンでわたしたちを金持ちにはしてくれないのである。(p.51-52)

投稿者 cazper : 2009年5月10日 08:36 | b_entry.gif
     

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