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2010年1月24日
華南では労働者が不足している
深圳,东莞,広州に絡んだ仕事をしている人にとっては既知のことなんですけれども、華南地区では景気が良くなってきた企業ほど人集めに苦労しております。昨日のChinaDailyでも報じられております。
深圳,东莞の人件費が上がってしまった結果、動きの早い香港企業等が運営する労働集約的な工場が内陸部でも建ち始めているため、自分の田舎に近い内陸部で満足できる仕事が見つかってしまいます。となると、金融危機後で仕事を失って田舎に帰った人が再び深圳,东莞等に戻る理由がありません。
これから、春節が始まるのでさらに労働者確保が大変になるかと思います。ChinaDailyにも書いてありますけれども、今後は中国でも徐々に高付加価値品の生産が行われていくことになるんじゃないでしょうか。(逆に言えば、労働集約性のある事業をするために華南で展開するというビジネスモデルは徐々に通用しなくなるとも言えるでしょう)
最近の事象を俯瞰してみると、世界同時好景気→世界同時不況という変化によって、商流ががらっと変わってきていますね。
PS
そういえば世界同時不況なのに中国だけが成長していることをアメリカ人が批判してるというニュースをどこかで見かけました。でも、よくよく考えれば、好景気時に安く物を享受できたのは中国のおかげだったわけなのに、不況になったらなったで「不当に安い物が入ることによって国力が奪われている」と文句を言っているのは解せないなぁ。
投稿者 cazper : 2010年1月24日 12:21
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