Cazperのつれづれ日記: 恐怖の皇崗税関の缉私科(密輸取締科)

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2010年6月 2日

panda01.gif 恐怖の皇崗税関の缉私科(密輸取締科)

[雨と曇]
月曜日に香港からシンセンへ部材を送る進料加工トラックが皇崗税関で通関申告内容とトラックの積載内容の違いを指摘されました。

原因は、間違った情報がシンセン工場の通関員に伝わってしまったというケアレス・ミスなんですけれども...そんな事情を税関が知る由も無く、過少申告による密輸の疑いが掛けられちゃったわけです。

昨日は查车台(通関するトラックが必ず検査される場所)の担当者に対して説明を1日かけて行いまして、申告内容と違う部材のみを通関に残して、トラックは工場に向かいました。


しかし、皇崗税関に残していった部材への嫌疑が晴れたわけではありません。


そして、この嫌疑を晴らすため(陳述するため)の部門が缉私科(密輸取締科)です。密輸取締科という名前が付いてるぐらいですから、非常に厳格な場所だったりします。 (一応、室内では笑うのも遠慮しないと駄目で、携帯電話も外で話すのが基本とのこと。)

嫌疑案件がどのように処理されていくのかというと、以下のフローになっているようです。
缉私科

陳述していくにあたり、どのような資料を用意しなければならないかというと・・・以下の通り結構な量になります。
缉私科

陳述書や状況説明書は以下の通りにならって作らなければなりません。宋体三号字体を使ってプリンターで打ち出さないと駄目のようです。(手書きは基本的に不可)
缉私科
以下の写真は、本案件の処理を代行していく人を決めます。(法廷代表人に代わって、本件を処理する人を決めます。とは言え・・・責任は法廷代表人が最後まで負うんですが...。)
缉私科

1日かけてようやく受理されました。


PS
皇崗海関の風景です。
皇崗税関

以上さわりの部分だけかいているのですが、ここに書かない部分が問題解決に大切だったりします。交渉事は何事もタフです。ドラゴンボールのサイヤ人は 死の淵に立つ度に強くなるわけですが、中国での実務はトラブルの数だけ強くなると思います。奥が深すぎる。

投稿者 cazper : 2010年6月 2日 23:59 | b_entry.gif
     

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