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2011年4月 9日
食料に含まれる放射性物質含有量の表示は義務化すべき
[晴@京都]
昨日から札幌医科大学教授 高田純氏の映像を見てるのですが面白すぎます。
さて、土壌中の放射性セシウムが1キログラム当たり5000ベクレル以下ならば作付けに対して国は文句を言わないというニュースがでております。その根拠は?
| 土壌汚染については、農林水産省がコメの作付け時期が迫っていることから、その可否を判断する基準作りを進めていた。半減期が長い放射性セシウムについて、59~01年に全国17カ所の水田と収穫されたコメの測定データを基に分析した結果、土壌から玄米に吸収される比率を10%と算定。米や麦などの穀物は食品衛生法の暫定規制値が1キロ当たり500ベクレルであることから、逆算して5000ベクレルを上限とした。算定した比率は専門家に妥当とのお墨付きを得ているという。(毎日新聞 2011年4月9日) |
でも、「59~01年に全国17カ所の水田と収穫されたコメの測定データを基に」ということは、この時代の水田は今よりもセシウム量は少ないわけですから、高い濃度に汚染された土壌で育った米の汚染具合に関するデータは政府は持っていないことを意味しております。
どこぞの専門家の中には、セシウムはヨウ素と違い筋肉等に取り込まれていくので体内に取り込まれてもそれ程影響無いと言っている人もいるようです。でも、セシウムは半減期が30年。体内にとりこまれたら有る意味では一生放射線を出しまくると考えていいと思います。そして、米は日本人ならば毎日食べるわけでして、その蓄積を政府は考えているのでしょうか?
そして、穀物は人の食料だけではなく、場合によっては家畜の餌にも出来るわけでして、牛乳なんかでは生物濃縮される可能性があるわけです。そうなると、牛が例えば北海道にいようが濃度の濃い牛乳が出てしまう可能性さえあります。(あくまでも、可能性です・・・)
こういう起こりうる事象はいくら政府が黙っていても、今やTwitterや2chによって一般大衆に広まっていくわけです。したがいまして、国民を安心させるには、最終的に政府が野菜や肉、魚に対する放射性物質含有量の表示を義務化もしくは努力目標化していくしかないと思います。(野菜の安心等を売りたい企業にとっては、放射性物質量の表示を自主的に行うことで逆に消費者の信頼を買うことになると思います。)
ちなみに、運がいいか悪いかは別として、唯一の日本の救いは、食料自給率が引くことでしょうか? (円安気味になってるので輸入食品の値上げが心配ではありますが、出来るだけパン食やパスタやお好み焼き等に切り替えて行くことは容易ですし。)
PS
参考にすると良いサイト
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私の好きなBlogに化学業界の話題というのがあるのですが、ここで女川原発がなぜ今回の地震に耐えたのかが書いてあります。
浜岡原発の津波に対する脆弱性が指摘されております。浜岡原発は早めに高台に移すか、止める措置をしておいた方が良いなぁと思ってたりします。
投稿者 cazper : 2011年4月 9日 22:44
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