Cazperのつれづれ日記: 手段と目的を間違えてはいけない

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2011年8月 4日

panda01.gif 手段と目的を間違えてはいけない

[晴ときどき雨]
さて、今はセールス・トレーニングを受けております。といっても、ぶっつけ本番の連続だったりしており、これが非常に楽しいです。

さて、今日読み終えたのは↓です。

グローバル経済の中で欧米の製造業と日本の製造業が弱ってしまった原因と、今後どのように対処していくべきなのかが書かれております。

企業の中には、「売上・シェア第一主義」を掲げているところがあったりしますが、そこで働く人は「何故、この主義をとっているのか」ということを理解していない場合が少なからずあるように思います。

 欧米へのキャッチアップに励んできた日本企業は、いまだに売上成長・シェア拡大の経営目標を掲げている。ライバルより早く累積生産量を増やすことは、短期的な利益を犠牲にしてでも長期的な利益をめざす戦略であった。売上成長・シェア拡大は、利益を伸ばすという目的を達成するための手段のはずであったが、それ自体が目的になってしまった。(p.74)
実は、上記と同じ状況が良く現れるのが日本の法律と法解釈です。法律を作った当初は、何らかの問題に対処するために立法に関わる人々が知恵を結集して文言を作成するわけです。しかし...いざ、法律の運用になってくると、「この法律はこういう解釈もできる」といった議論が生じたりします。つまり、運用者は法律が昔どうして作成されたのかは別として、法律の文言そのものがどのように読み取れ、現在の問題にどのように適用できるかを考えているわけです。これが学問にもなっているのですから不思議なものです。(逆に、立法する段階で、法律が別の意味で解釈されうる危険性をヘッジする学問として法解釈学があるならば問題ないとは思いますけれども...)


さて、世の中の経済がちょっと変な事になりそうです。待ってはいた事ですが、先を急ぎすぎて失敗しないように慎重に見ていきますかね。

投稿者 cazper : 2011年8月 4日 23:59 | b_entry.gif
     

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