Cazperのつれづれ日記: 中国(上海)でL-VISA(観光ビザ)の申請方法[ノービザからの取得]

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2012年1月 4日

panda01.gif 中国(上海)でL-VISA(観光ビザ)の申請方法[ノービザからの取得]

中国では、Zビザにしろ何にしろ基本的には居住のあるところで取得するのが基本です。しかし、観光ビザであるL-VISAや出張ビザであるF-VISAは何気に現地でも取れてしまいます。(2013年に入管法が更新されています。)

ここでは、「ノービザで入国した人が上海で観光ビザであるL-VISAを申請して取得する」までの方法をお伝えいたします。

申請にあたって必要になるのは4つの資料です。
● パスポート
● 外国人査証申請書
● Registration Form of Temporary Residence (境外人員臨時住宿登記単)
● 顔写真(4.5×3.5㎝)

外国人査証申請書は出入境管理局に行った際に置いてあるので予め準備しておく必要はありません。顔写真は地鉄駅に必ずといって良いほどある自動証明写真機でも良いですし、出入境管理局内にも証明写真を取る場所があります。一方、境外人員臨時住宿登記単に関しては出入境管理局に行く前に準備する必要性があります。

原則、外国人は入国後24時間以内に「境外人員臨時住宿登録」をしなければなりません。基本的には、滞在する場所を管轄する公安に出向いて境外人員臨時住宿登録を済ませます。その登録の証が「境外人員臨時住宿登記単」となります。一方、ノービザで入国した殆どの人はホテルに滞在しているかと思います。ホテルでは我々に変わって「境外人員臨時住宿登録」をしてくれます。そのため、ホテルに「境外人員臨時住宿登記単」を要求すれば、以下のような控えを発行してくれます。
Registration Form of Temporary Residence (境外人員臨時住宿登記単)


資料がそろったらいざ出入境管理局へ向かいます。場所は、地鉄2号線の上海科学館駅です。改札出口にはでかでかと3番口から出て下さいと書いてあります。
地鉄 上海科技館駅

3番出口から出たら、ひたすら道なりに歩きます。(出口付近ではバイクタクシーが待ち構えているので歩くのが面倒な人は使いましょう。)
上海 出入境管理局への道

少しあるくと(上海市公安局)出入境管理局を示す看板が見えます。
上海 出入境管理局への道

更に歩くと、右手に大きなホールが見えてきます。
上海 出入境管理局への道

ホールの前も、そのまま真っ直ぐ歩くと右手に目的の出入境管理局が現れます。
上海 出入境管理局


外国人の査証申請(VISA申請)を受け付けている場所は3階となります。エスカレータで3階に上がると直ぐ左手に受付台がありますので、そこで番号札を受け取ります。時間帯にもよりますが、通常、待ち人数は30人~50人なので番号札を先に受け取って下さい。(12時~1時半は昼休み時間となり、VISA申請を処理する人も減ります。一方で、申請者も減りますので、狙い目の時間帯は12時50分頃だと思います。)


さて、順番待ちをしている間に外国人査証申請書にさっさと記入を済ませます。裏面もあります。さらに証明写真を貼り付けます。糊もきちんと用意されております。
上海 外国人査証申請書
ノービザからLビザへの切り替えの場合、既に自身は入国を済ませているためシングルビザ(1次ビザ)ではなく、0次ビザを申請します。


順番が来たら、
● パスポート
● 外国人査証申請書
● Registration Form of Temporary Residence (境外人員臨時住宿登記単)
の3種類の書類を提出すれば、すんなり受理されて5営業日程度で以下のようなL-VISAが貼られたパスポートを受け取ります。
中国L-VISA (観光ビザ)
料金は160元でして、パスポートを受け取る日に同じ建物の1階で支払います。支払う場所の隣にパスポートを受け取る場所があります。

ただし、申請日からパスポートを受け取るまでは、出入境管理局から発行された控えのみとなり、パスポートの無い生活となりますので、この控えの紙とパスポートのコピーはしっかり携帯しましょう。パスポートが要求される場面でも事情を説明すれば大抵のことは受け付けてもらえます。


PS.1
実は...書類の中で一番気を付けなければならないのは境外人員臨時住宿登記単に記載される「離宿期日」です。日本語でいうならば、ホテルのチェックアウト日です。「離宿期日」は必ず、ノービザである2週間よりも後の日で記載されている必要性があります。 さらに、申請から発行まで5営業日かかりますので、「離宿期日」は申請日よりも5日営業日足した日付になっている必要性があります。

<例1>
入国日が3月1日(月曜日)で、その日に申請した場合には、「離宿期日」は15日以降になっている必要があります。

<例2>
入国日が3月1日(月曜日)で、3月9日(火曜日)に申請した場合には「離宿期日」は3月16日(火曜日)以降になっている必要があります。

ちなみに、<例2>の場合で15日に帰国のチケットを取っていた場合には、パスポートが戻ってこないので帰れないということになります。(でも、わざとパスポート紛失処理をして、別途帰れるというウルトラC技もあるかもしれません。誰か経験者いないかなぁ。)

したがって、帰国直前でちょっと延期してノービザ期間を過ぎると非常に厄介になりますので、滞在期間を長くする場合には余裕を持って申請することが大切になります。


PS.2
ノービザからF-VISA申請の場合には揃える書類が若干増えます。必要書類はどこかのサイトに書いてあるので探して下さい。

PS.3
L-VISAにしろF-VISAにしろ2回延長(30日×2回)できますので、ノービザ期間にプラスする形で60日間延長が可能です。

PS.4
中国内の別の都市で取得したL-VISA等を上海で延長するのは不可能のようです。中国はどうも地域の壁がありますね。上海で取得した免許証を日本で書き換えるのは問題ないけど、他の都市だと書き換えられないだとか・・・とか・・・。

PS.5
2015年現在、合肥にてノービザからLビザ更新をしようとした人が、US1,500ドルの銀行での証明を求められたようです。(外国人来合肥旅游申请L签证指南)。WEBによれば1日当たりUSD100の経済的な裏付けが必要なようでして、現金を見せてもOKとは書いてあります。旅行サイト等では、他の地方都市で「日本のキャッシュカードのコピーだけでOKだった」とか「銀行の残高証明が必要だった」とか「見せなくてもOKだった」と書いてあるので、この部分の運用については各地の公安局(入境)の裁量に任されていると思います。

投稿者 cazper : 2012年1月 4日 20:55 | b_entry.gif
     

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