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2012年4月12日
中国の不動産バブルの一端
[薄曇]
中国では都市部の地価が上がりすぎたため普通の人では買うことができません。一方で、お金持ちは買うことが出来るといえば出来るのですが、政府が2件目からの購入に対して60%の頭金を用意させる政策や5年未満で売却すると高額の税金が発生する政策をとっているため、不動産を購入して貸し出したり、短期で転売することに旨味が無くなってきております。
しかし、庶民の住宅購入意欲は高かったりします。そのため、現在の上海では地下鉄が郊外へ伸びるに従い、郊外のマンションを購入させようと不動産デベロッパーは郊外型マンションの販促をしております。


この郊外型マンションでは地下鉄22号線が出来ると上海南駅まで30分で到着すると謳っております。一方、上海という都市も以外にも大きく上海火車駅まで行こうとすれば1時間。浦東まででようとすれば1時間半かかるようになるかと思います。意外と歩く距離があるためDoor to Doorだとプラス30分かかり、浦東のオフィス街まで2時間通勤となる位置にあります。(虹橋でも1時間半はかかるコースとなります。)
この状況を踏まえて、上海の人の給与水準も考慮すると、郊外型のマンションでさえ高いと言えます。
さて、そんな中、山東省の海沿いでリゾートマンション開発が進んでいるようです。そして、その販売促進が都心で行われております。

16.8万元ですので日本円で200万円程度で購入ができる物件のようです。

山東省の別のリゾートマンションも売りに出されております。

リゾートマンションまでライトレールが出来るようです。

こちらは、値段が21.8万元。つまり日本円で250万強となります。しかも、広告で目に付く文字は投資です。
つまり、これらのリゾートマンションを本当に必要にしている人が少ない事を暗示しております。
南の島、海南島でもリゾート開発が未だに続いているようです。

海南島は既にリゾート地としての認知度も高いのですが、ここにアパートを持つのは実需としては意味が無いことです。

そして、既に投資の旨味のある時期は過ぎており、上がったとしても、大きく上がらない時期になっております。それを、頭金60%支払って買う意味は無いように思います。
ちなみに、私のポストにも以下のチラシが入っておりました。これまた山東省です。

老後に良いと書いてありますが、老後ほど都心に暮らした方が楽に決まっております。

この不動産の動きを見ている明らかに不動産に対してはバブルが生じていると思います。
PS
ただし、内陸部に目をつけると2級都市では、これから工業が発達しようとしており、産業の影となるアパートの値上がりはこれからであると思います。不動産投資をするのならば2級都市等の発達中の地方都市で考えていかないといけないと思います。もし近々中国のバブルが弾けると海岸部の一部でひどい状況が起き、内陸部では価格が一度低迷するものの、そこまで深刻な状況にはならないと思います。
投稿者 cazper : 2012年4月12日 22:05
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