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2012年5月19日
現状の固定価格買取制度は長期的には破綻する
日本では昨年「再生可能エネルギー買取法」が成立しまして今年の7月から固定価格買取制度が開始されます。
日本では1キロワット当たり42円で買い取られるようです。この制度を受けて様々な企業が再生エネルギー事業を立ち上げようとしております。
もちろん、買取価格が安ければ再生可能エネルギー事業が拡大しないので意味が無い制度になってしまいます。一方で、買取価格が高ければやればやるだけ儲かることを意味しますので、新規参入の業者が 雨後の竹の子のように参入してくることになります。
再生エネルギーの普及という観点だけからすれば固定買取は必要です。一方で、経済システム的には不健全であることが分かります。何せ事業に参入出来たところが競争をせずに安定的な利益を確保できるわけですから。
てなわけで、再生エネルギーの普及を促しながら、再生エネルギー事業者間に電力価格で競争させる仕組みを作らないといけないと思うわけです。
いずれにしても、ドイツ、英国、イタリアの各政府は太陽光発電への補助金の規模を大幅に縮小しておりますし、中国も国内太陽光発電の補助金の縮小を発表しておりますので 経済合理性のない政策はいずれは見直される事になるかと思います。
投稿者 cazper : 2012年5月19日 18:36
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