Cazperのつれづれ日記: 失敗の数が多い程、成長のスピードは上がる

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2016年6月20日

panda01.gif 失敗の数が多い程、成長のスピードは上がる

子供の面倒をしてもらうために義父母と共に生活を既に3ヶ月以上続けているわけですが、この義父母は上海に来る以前は50年以上ずっと中国のド田舎で生活をしてきました。ド田舎というと、水道は辛うじてあるけれども浄水場はあるの?ってな状態ですし、電気は辛うじて来てるけれどもガスは来ておりません。

日本でも田舎者が都会に出てくると「都会は怖い、冷たい」という感想を言う人がおりますが、中国でも同様です。更に言うならば、中国の場合にはド田舎と都会は日本のインフラ格差よりも大きいので、田舎者は都会のインフラに慣れるだけでも一苦労があります。

義父母も基本的には同じ状況に置かれております。しかし、義父の方が都会に慣れるスピードが劇的に速いです。それは、性格に起因する事でもあるのですが、義父は積極的に外の世界に触れ失敗を繰り返しながら方向修正するのに対し、義母は比較的家に篭りがちで、寧ろド田舎の生活習慣を家の中に持込み、自分の安全領域の中で安静に暮らそうとするのです。いつも外に行くのはお金の無駄と言い張っているのですが、心の底には都会の他の人に会うと習慣の違いから色々と恥ずかしい目に合うので怖いという感覚があると見受けられます。

良く「若いうちに多く失敗しろ」と言われますが、それは若い時の方が失敗して恥をかいても、周囲が温かい目で見守ってくれるからに他なりません。もちろん、大人でも多く失敗した方が良いに決まっています。ただし、大人になればなるほど、周囲の目を気にしやすいので失敗をする以前に、試行する意欲が低くなりがちです。

年を取れば取るほど「出来て当たり前」で見られてしまうので、恥をかきたくない反面、自分が今までやってきて慣れたことに固執しやすくなります。それを敢えて壊すには、日々に飽きてきたら(マンネリ感が出てきたら)、住んでいる場所を変える、仕事を変えるといった強制的に変化が生まれる事を敢えてやる必要があるかと思います。

試行の回数を増やす → 失敗の回数が増える → 自然と成長していく

行動経済学は「運がいい人っているの?」という問いにこう答えた」にもありますが、運を上げるには試行の回数を増やして、運を呼び寄せるしか無いんだなぁと思う次第。


P.S.「子供に対して叱るのではなく、褒めて伸ばせ」と言われますが、この言葉の本質は「全く叱るな」ではないんだなぁと。何でもかんでも叱ると子供が萎縮してしまい、試行する意欲を失わせてしまいかねない訳です。子供には試行を繰り返させ、それに依る失敗には寛大に見てあげる必要がある一方で、わがままになってしまっている部分に対してはきちんと対処をしていかないといけないのです。

投稿者 cazper : 2016年6月20日 23:59 | b_entry.gif
     

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