Cazperのつれづれ日記: 資本を知らない日本国民

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2005年3月25日

panda01.gif 資本を知らない日本国民

「稼ぐが勝ち」堀江貴文

時の人の堀江氏の本を昨日読んだのですが、彼の指摘している「[貯金をしなさい]は間違っている」という章(p37)は日本人が認識しなければならない本質が書いてあると思いました。(以下引用)

たとえば郵便局に貯金するとします。そのお金は「財投」に流れて無駄な道路や橋がつくられていくわけです。そこから返済原始がまわってくるはずなのですが、赤字なので当然いつまでたってもお金は戻ってこないわけです。そんなところにお金を回してもしかたがありません。そこにお金が流れなければ、無駄な道路や橋もできないのですが、それを知らないから、みんな郵便局に貯金しているわけです。

郵貯の保有資産は217兆円です。簡易保険の分をあわせると、347兆円になるそうです。

郵貯の50%近くは国債等で運用されています。また、40%近くは財務省へ預託され、それらの資金は国や特殊法人、独立行政法人などの財投機関に投融資されています。(参考:NAGURICOM)

郵便貯金は我々から見たら預金ですが、郵便局からみれば国民に対する借金です。したがって、郵便局は国民に一定期間後に利子をつけてお金を返す義務があります。利子をつけて返すからには、郵便局はお金を"焦げ付かないように"他人に貸しださなければならないわけです。

しかし、現実には郵便局は融資に対する審査能力はありません。何せ、殆どのお金で国債を購入し、残りを財務省に預託しているだけですから。

その郵便局に対して、国民は国だから安心という神話の下に郵便貯金をしているわけです。国だから安心というのは間違いですよ。「国が適切な設備投資や政策投資をしているから、安心できる」のであって、国だから安心というのは間違った認識です。

財投で道路や各種特殊法人が運営されているわけですが、財投は国民のお金ですから、融資している以上は投資先から利子をうけとらなければなりません。また、元本を回収する際には、(財投の)債権が投資額以上で売れるような優良債権でなければならないわけです。

しかし、現実には、本四公団のように国民の血税で損失補てんすることで、財投や国債の不良債権化を防いでいるわけです。損失補てんされなければ、不良債権なんですよ!(参考:藤原雄一郎の時事通信)

日本は今後老人化社会を迎えるわけですが、そうなってくると損失補てんをする場面が多くなり、多くの血税を利用するために大増税が避けられなくなりそうですね。

まず、老人が増えてくると貯蓄を取り崩す必要が出てきます。そのため、郵便局は国債や財投にまわしていた資金の回収を行います。資金が回収される段階で、債権が優良か不良かということが表面化されます。

この理由は簡単です、たとえ不良債権化したとしても、それを現金化しなければ不良と認定されずにすむからです。 これは、高値掴みした株の値段が値下がりして、売っていない状態と同じです。(しかし、値下がった株を売った瞬間に損失が確定します)

国債や財投にまわるお金が減ると、不良債権が表に出てくるのでマズイということで、今国は必死で国債を買うように国民に宣伝するわけです。

もしですよ、国債で集めた資金で優良な設備投資をしているのならば、その設備を切り売りすることで有利な資金調達が出来るわけです。それができないということは、不良債権があることを暗示しているわけです。

それにもかかわらず、宣伝にだまされて国債を購入する人が増えてきていると言うことはどういうことなのでしょうか?それは、資本の本質をわかっていないからに他ならないと思います。

資本というのは、世の中を良くするかどうかで託す先を決めていかなければならないのに、資本の本質を分からない人は、「(見かけ上)元本が保証されているところに託していってますからねぇ。」

板倉氏は日本の将来は、「所有は外資、労働は日本人」ではないでしょうか?とも述べていますので、日本人はもうちょっと資本について勉強しないといけないのではないでしょうか?

(思ったままに書いてるので、かなり乱文になっちゃいました・・・。編集する気無し(笑)

投稿者 cazper : 2005年3月25日 21:41 | b_entry.gif
     

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