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2005年5月28日
バイアグラの常用は危険じゃないの?
薬の反応とかそこら辺は良く分らんのですが、システムバイオロジー的な考え方をするとバイアグラの常用は危険な気がしてしょうがない。(こんな事を書くと製薬会社は怒りそうだけど)
麻薬等の薬物は常習性があり人間を駄目にしていくので皆は「悪いもの」という認識がある。でも、なぜ悪いのか?という事を考えた事がある人は少いのではないだろうか。
悪い理由は色々な観点から述べることは出来るが、ここではシステムバイオロジー的な観点から見てみる。
人間は何か楽しいことをやったりすると脳内麻薬が生成される。しかし、そのような興奮物質が出っぱなしになると神経がどんどん鈍感になってしまうので、分解物質によって脳内麻薬を自ら興奮を抑制するようなシステムが備わっている。
そのため、楽しいことばかりやれば脳内麻薬の生成機能が強化されるのだが、同時に分解機能も強化されていくので、生体システムのバランスが崩れない。また、システムを強化すればする程、強化コストが高くなっていく。
しかし、外部から麻薬を導入した場合には、分解機能が貧弱な段階で興奮物質を導入するので強度の快楽を得ることができる。何度もやっていると分解機能が強化されていく、反面、脳内麻薬の生成能力は強化されていない。そのため、生体システムがアンバランスとなり、麻薬を常用する人は麻薬無しで生活することが出来なくなる。
これは、何も麻薬だけの話ではないと思う。最近EDで注目を集めているバイアグラとて同じだと思う。
| 勃起というのはペニスの海綿体に血液が流入する現象であることはご存知だと思う。でもって、立った後は、膨張した海綿体がペニスの静脈を圧迫する為に血液の流出が妨げられ、硬い状態が続く。これは性的刺激によって中枢神経がつくり出す《サイクリックGMP》という物質がペニスの動脈を拡張させることで引き起こされる。しかし、いつまでもギンギンのままでは具合が悪いので、この《サイクリックGMP》を抑制する《PDE (phosphodiesterase)−5》という酵素がつくられるのだ。バイアグラ系の3つの薬は全て、このPDE−5をブロックすることによって勃起を引き起こしている。(引用元) |
元々EDの人は「勃起抑制物質が多く生成された状態で安定した生体システム」を持っているわけです。そこにPDE-5阻害剤を投入すると、人間の身体は元の安定した生体システムを保つために、どんどんPED-5を作る機能を強化していきます。そうなると、人間はPDE-5阻害剤を更に投与していかないと駄目な身体になってしまうことは容易に想像がつきます。
この現象は、バイアグラだけじゃなくて その他の薬剤でも同じでしょう。
ということで、バイアグラを常用している人は手放せなくなるリスクがある事を知った方が良いと思います。もちろん、バイアグラだけじゃなくて、普段から治療薬を服用している人も、薬を手放せなくなるリスクが生じることを知った方が良いと思います。
PS:システムバイオロジーは北野宏明氏が開拓した分野で、今後の発展を期待しております。(たぶん将来的には、薬の投与計画とかにシステムバイオロジーの知見が応用できるようになるのではないでしょうか?)
P.S.2
海外からのスパムコメントが多すぎるのでコメント出来なくしました。
投稿者 cazper : 2005年5月28日 17:10
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