Cazperのつれづれ日記: キャッシュフローで考える生活

« パテントマップは登録商標ですぉ | メイン | 半年ぶりの秋葉原(町並み変り過ぎ) »

2006年3月20日

panda01.gif キャッシュフローで考える生活

先日は、「財務諸表で考える生活」と題して、貸借対照表を利用した私生活と企業の考え方の違いを書き、金銭的な観点から見れば企業と同じ行動をとらなければならない事を書いたのですが、今日は、キャッシュフローの観点から私生活において必要だと思う考え方を書いてみたいと思います。

キャッシュフローには、営業キャッシュフロー、投資キャッシュフロー、財務キャッシュフローがあります。夫々を具体的に書き下すと次のようになります。

●営業キャッシュフロー:商品やサービスの販売といった営業活動から稼ぎ出した現金。値がマイナスであれば問題あり。

●投資キャッシュフロー:固定資産の取得・売却、有価証券の取得・売却等。工場や店舗を建てるなど、将来の利益を生み出すための投資を行うため通常はマイナス。

●財務キャッシュフロー:借入金や社債の発行等でお金を得るとプラス。逆に借金の返済などを行った場合はマイナスとなる。(引用元)

私生活においては次の定義になるかと思います。

●営業キャッシュフロー…賃労働収入と生活に最低限必要な費用と娯楽費
●投資キャッシュフロー…(趣味レベルでは無い)自己への投資、不動産投資、金融資産への投資、その他将来の形成に必要な費用
●財務キャッシュフロー…消費者ローン、住宅ローン、財産贈与・相続等

企業は(営業キャッシュフロー)と(投資キャッシュフロー)を合わせた額をプラスにしていく事が、ある種の使命です。何故ならば、これがマイナスになってしまうと、いずれは銀行から借入れをしたり、増資しなければならないからです。

この使命は、私生活でも同様です。営業キャッシュフローと投資キャッシュフローを合わせてプラスにしていかなければなりません。

営業キャッシュフローを増やすには、まず、賃労働収入を大幅に大きくしていくしか方法はありません。これには、良い職を探すか、自分で起業して良いビジネスを構築する必要があります。

そして、営業キャッシュフローを減らさないようにするには、生活費と娯楽費を節約しなければなりません。ただ、娯楽費というのは曲者で、お金だけを考えれば必要ないのだけど、人生を豊かにするには絶対に必要なわけです。ただ、このバランスが難しいように思います。

給与の中から生活に必要な費用を引いた額の殆どを娯楽費に回すと、当然ながら投資キャッシュフローに回らないので、その人自身は自分自身では成長しませんし、増やす資産そのものが存在しなくなります。

それじゃ、給与の中から生活費を引いた額以上を娯楽費に回すと…「どうする~アイフル~」「あぁーっとその時、@ローン」という世界に突入します。所謂、借金生活なわけです。 でも、これってバカには出来なくて、例えば住宅ローンを大量にして、マンションを購入しても借金生活に突入します。世の中には消費者ローンでヒーヒー言っている人だけではなく、住宅ローンでもヒーヒー言っている人も多数居るわけです。住宅購入費も身の丈以上の額になれば、娯楽費みたいなものになります。
手作りキットWW-105 スウィートチワワ(洋装)

それじゃ、娯楽費をどの程度に抑えればよいのでしょうか…。色々な文献を読んでいると、それは、全収入の10%程度が妥当だそうです。

非常識な成功法則 非常識な成功法則
 それじゃ「お金を使っちゃいけないのか」ということになる。
 実は、余った分だけ使えばいいのだ。
 これは、「マルサの女」という伊丹十三監督の映画をみるとよくわかる。脱税犯を追う査察官の女性を描いた素晴らしい作品だが、その映画の中で脱税犯が、お金を貯めるコツを告白する場面がある。
 「ボタボタ落ちてくる水の下にコップを置いて、水をためているとする。喉が渇いたからって、まだ半分しかたまってないのに飲んじゃうだろ? これは最低。なみなみいっぱいになるのを待って、それでも飲んじゃだめだよ。いっぱいになって、溢れて、垂れてくるやつを舐めて、ガマンするの」
 これは金持ち哲学を凝縮した、名セリフだ。
 小川の水を、小さじ一杯で掬うぐらいだったら、影響は無い。ところが、それをバケツ一杯汲むとどうなるか?流れが変わる。その後、元に戻すのはむずかしい。
 ベンツを買っても、家を建てるのもいいんだが、ローンの支払額が、流れの趨勢に影響を与えない程度に抑えておく。
 つまり「ランチェスターの法則」を考えれば、収入の11%以下であれば、さほど問題はないのだが、それ以上だと、今度は、全体の流れを変えてしまって、取り返しがつかないことになるリスクがある、ということだ。
 つまり、贅沢がいけないわけではないんだ。お金の流れを変えるほど自制心無くて贅沢をすることは、お金に嫌われますよということだ。(pp.201-202)


P.S.
ちなみに、自己への投資以外の金融資産等への投資額はどの程度が妥当かというと…収入の25%のようです。

P.S.2
ここに書いたのは一つの考え方です。

投稿者 cazper : 2006年3月20日 22:17 | b_entry.gif
     

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.cazoo.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/900

コメント