Cazperのつれづれ日記: 大企業病チェックシート

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2006年6月16日

panda01.gif 大企業病チェックシート

ファシリテーションの技術を学ぶために↓の本を読んだのですが、そこに大企業病チェックシートなる物が記載されていたので転載してしまいます。
組織を動かすファシリテーションの技術(堀公俊 著)


病状×
戦術・戦術の硬直化 意思決定が硬直化しており、決められたことも形骸化しがちである


全員一致や満場一致に固執しようとする傾向がある


慣行・慣例・前例・過去の成功を踏襲しようとすることが多い


リスクをとろうという気概が減ってきている


加点主義よりも原点主義がはびこっている


顧客を軽視し、脅威・問題・競争者を軽く見る傾向にある


業務・組織の硬直化 仕事の内容や手順が固定化し、無反省なまま自動的に継続されている


仕事の割り振りや役割分担が固定化している


専門性に執着する人や偏った職人気質を持つ人が多い


顕著なセクト主義や縄張り意識がはびこっている


上司に権限や判断が集中していく傾向にある


即断即決で物事が決められず、議論や判断だけで実践が無い


やたら内部資料づくりに明け暮れている


コミュニケーションの硬直化 仕事に関する会話が以前より減ってきた(またはなくなった)


会議やミーティングが硬直化し、形式的になっている


ネガティブな情報が伝わらなかったり、形式的になっている


組織の外の情報や第一線の生情報の収集や活用が不十分である


市場や競合の動向など、社外の経営情報に対する関心が薄れてきた


人の意見を聞かず、「言ってもムダ」「沈黙は合意である」という空気がある


意識・風土の硬直化 会社内の革新活動への関心が乏しくなってきている


何につけ「あきらめ」と消極姿勢が定着してきている


組織内に派閥があり対立しているなど、エネルギーが内に向いていない


本筋から離れた楽な仕事ばかりしていて、本来の目的が疎かになっている


言われない事は避けて通り、責任を取らない。または上を向いてしか仕事をしない


異なる意見や異なる考え方を持つ人を排除したり、圧力を掛けがちである


○:良く当てはまる(4点)、△:一部あてはまる(2点)、×:全く当てはまらない(0点)


このチェックシートで、健康な企業は24点以下、経過観察すべきなのは25点~49点、要治療なのは50点~74点、重症なのは75点以上だそうです。(大元の参考文献は、古川久敬「構造こわし」とのこと。)

何か組織に不満がある人はチェックしてみると良いかもしれません。

何故、大企業病になるのかといえば、理屈は簡単で・・・最初は組織で何かを成し遂げることが必要だから組織が出来上がったのに、組織が年を取るにつれて、本来の目的から逸れていき、組織を存続させ続ける事が目的になってしまうからですね。

(まぁ、組織論云々は別の機会に書きたいとは思うのですが、昆虫や動物の組織を観察すれば、組織が肥大化したときの最適な組織構造がどのような形かを知ることが出来ます。)

P.S.
人間は、今まで目の前で起きてきた事しか信じることができないんですよね。それこそが組織が硬直化する落とし穴なんですね。歴史を見ればそれを防ぐことは出来るのですが、歴史や様々な事象を学ぼうとする人って少ないですからね…。

投稿者 cazper : 2006年6月16日 20:50 | b_entry.gif
     

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