Cazperのつれづれ日記: 【グローバルエコノミー】なんでも国家は停滞する

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2006年9月22日

panda01.gif 【グローバルエコノミー】なんでも国家は停滞する

よくビジネスの現場では「選択と集中」が必要であると説かれています。

限られたリソースを分散させていれば何もかもが中途半端になって市場から追い出されてしまうからです。

例えば、物流部門があったとします。昔は、系列企業の物流のみを扱っていたりしたものですが、専業の物流業者にコストで敵うはずはありませんでした。そこで、最近では、物流部門を廃止したり、物流部門を専業の物流会社として独立させて系列以外の物流も扱うようになってきてたりします。

つまり、物流部門を非中核事業としていた企業は物流部門を切り離すことで事業の選択と集中を行い、物流会社として独立した会社は系列という垣根を越える事で物流のプロになるべく事業の選択と集中を行うわけです。

どの程度まで選択と集中が行われていくのかといえば、その企業が属する経済圏で収益のバランスが良くなるまでとなります。かつての日本のようにあらゆる物を国内で加工し、それを輸出する事が主流だった時代には、加工業という括りで日本が選択と集中をする事で収益を上げていくことが可能でした。

現在ではグローバルエコノミーが主流となり、昔よりも経済圏が広くなってしまいました。すると新たな経済圏の中で収益のバランスを取る必要性が出てきます。当然、経済圏が大きくなれば、それに応じて更なる選択と集中が必要になります。例えば、加工業に選択と集中というような括りではなく。加工業の中のメモリー事業に選択と集中をしていくといった事です。

選択と集中をするということは、何かが切り捨てられていく事にもなります。つまり、捨てなければ選択と集中も出来ないわけです。しかしながら、「捨てる」=「酷い」と感じる人が多くいるのも事実で、国はみんなのご機嫌を取るために結局あらゆる産業に対してばら撒きを行っていたりするんですね。

当然ながらばら撒けば一つの事に割かれるリソースは減ります。一方で、グローバルエコノミー下では経済の流れが大きくなるため、特定の産業は強化されていかない限り生き残っていけません。したがって、国家として停滞したくなければ、小さな空港を沢山作るといったばら撒き方の予算を組むのではなく、大きな空港を数個作るといった選択と集中型の政策をしていかないと駄目でしょうね。

P,S,
グローバルエコノミーに対応していかないと生き残れないとはいえ、経済第一主義という主義自体も良くはないと思ったり。

投稿者 cazper : 2006年9月22日 00:47 | b_entry.gif
     

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