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2006年9月25日
労働的怠惰よりも知的怠惰が致命的
本はだらだらとしか読まないので、ようやく大前研一氏の本を読み終えました。
グローバル・エコノミーで働くものは、ただ勤勉であるだけでなく、賢明な働き方をしなければならない。サイバー時代には労働付加価値ではなく、知的付加価値が価格設定力を高めてくれるからである。実際、サイバー世界全体を通じて、価格がアービートラージされることが多い。つまり価格決定は、eベイのようなプラットフォームにより、消費者の手にゆだねられてしまっているのである。 グローバル・エコノミーでの成功は、物理的制約に挑むことなのかもしれない。私たちが親の時代から当たり前とされている「物理的制約」に少なくとも挑むことである。(p.436) |
知的付加価値を生み出すためには、知力を高める事を常に行わなければなりません。知力を高めるには、まず、あらゆる知識を吸収していく必要があります。何の知識も無ければ、発想なんて浮かぶことはありません。(↓参照)
アイデアのつくり方
ところが、世の中を見渡すと、目の前にある作業を黙々とこなす事が仕事だと思い込んでいる人がまだまだ多いような気がします。大概、目の前にある作業をこなすための知識には詳しいのに、他の知識が全く無いし、関心も無いようです。
目の前にある作業が単純労働であればあるほど、賃金の安い地域にその作業は移管されていきます。労働者は賃金の安い地域に移動するのはまれですので、賃金の安い地域と対抗するために、長時間労働を強いられる事になっていきます。そして、経済的に裕福であるはずの先進国で過労死が発生したりするわけです。
そうならないためには、労働に対して知的なレバレッジを掛けていくべきなのですが…知的怠惰にしていてはいつまで経ってもレバレッジを掛けれないんですね~
投稿者 cazper : 2006年9月25日 21:53
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