Cazperのつれづれ日記: 情報処理能力と感性の時代

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2006年10月12日

panda01.gif 情報処理能力と感性の時代

最近読み終えた本に↓があります。
中国で「売れる会社」は世界で売れる!

中国の新中間層は、戦後の高度成長期に日本の団塊世代がみせた「やる気」と「パワー」、「高い上昇志向」をもつ一方、今の日本の若い世代と同じく、インターネットなどで情報を収集する高い情報処理能力をもっている。つまり、「やる気とパワー」と「高い情報処理能力や感性」の両方を兼ね備えているのが、中国の新中間層なのである。(p.40)

今の日本でも、当然ですが若者の方が「高い情報処理能力や感性」の両方を兼ね備えていると思います。しかし、この若者の能力を使いこなせないマネジメント層が多いのが日本の問題ではないでしょうか?

厄介なのは、「情報処理能力や感性」が高い人にとって見える物事が、「情報処理能力や感性」が低い人には見えない事だったりします。一方、現実には「情報処理能力や感性」が低い人が「情報処理能力や感性」が高い人をマネジメントしている事が多いのです。

「情報処理能力や感性」が高い人は、「情報処理能力や感性」が低い人の意思決定の失敗を瞬時に見抜いてしまいます。しかし、感性の低い人は失敗が明確になるまで失敗である事が分からず突き進み、感性の高い人は失敗する事が分かっている事をやり続ける羽目になってしまい、終いには不信感で一杯になってしまうのです。

物溢れの時代、インターネットで情報を簡単に入手できる時代だからこそ、高い情報処理能力と感性をもった人が活躍できる仕組みを作らないと社会が閉塞感で一杯になってしまうと思うんですよね。


まぁ、中国でも似たり寄ったりで硬直的な国営企業があったりするわけですが、まだ社会のルールが発展途上でもあるので大胆な変革も行えたりするわけですね。日本もどんどん変革していかないと、時代に取り残されてしまいかねないですね。

中国では文化大革命の間、大学教育を廃止した時期があった。そのため、大学教育が再開した後の1980年に大学に進学した20代や30代と、それ以前の40代との間には大きな教育格差があるのが実情だ。しかし、年功序列を重んじるかつての国営企業では、年功を越えた人材の登用が難しかった。施社長が導入した社内公募制は、こうした慣習を打ち破るための劇薬だった。社員の平均年齢が40代を超える「王老吉」だが、今の管理職の平均年齢は30代だ。社内公募制によって、思い切った若返りが実現したのだ。(p.191)


P.S.
ちなみに中国絡みの話をすると、中国国内販売に成功した日本企業は少ないようです。↓は特別経済区の香港での話しですが…何故、香港の人に売れたのかが書いてあります。(多くの炊飯器は中国本土に持ち込まれて使われたみたいですね)
同じ釜の飯

投稿者 cazper : 2006年10月12日 07:20 | b_entry.gif
     

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