Cazperのつれづれ日記: 生物進化でみる経済発展の様相

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2006年10月11日

panda01.gif 生物進化でみる経済発展の様相

ニュースでは「景気拡大「いざなぎ」に並ぶ・月例報告で政府見解へ」のように景気回復を謳っているのですが、地方を実際に回ってみると悲惨だったりします。地方銀行も地元への融資先が見つからず、ヘッジファンドに手を出す始末です。

景気が悪くなる地方では、都心に比べてインフラが整っていないのが原因であると考えます。そのため、中央政府に補助金を要請し、人が頻繁に通らない農道を舗装したり、漁業が斜陽化してるに所でも港湾設備を新しくしたり、工業用地を整備して様々な企業の誘致に躍起になります。

しかし、生物の進化を考えると、満遍なく地方のインフラを増強しても意味がない事が分かります。

生物の進化を見てみましょう。大昔は、単細胞生物が多く存在し、一つの細胞で何から何までやっていました。それが時代と共に多細胞生物になるにしたがって、個々の細胞毎に役割分担が行われるようになりました。つまり、役割の細分化と組織化が行われたわけです。その個々の組織を繋げるために、血管と神経網が整備されてきました。

実際の社会において血管は交通網であり、神経網は情報網、そして各組織は各都市と見なす事が出来ます。

現在では、新幹線や高速道路の整備により地方と都市のアクセスは格段に良くなりました。更に言えば、世界の都市間は航空機により繋がりました。また、インターネットの普及により、全世界の情報を住んでいる場所に関係なく得ることが可能になりました。

交通網や情報網が整えられていく程、各都市は国内及び世界の中で役割が分担されていくのが自然の流れとなります。そうなると、都市はますます都市化していき、特長の無い地方はますます寂れていくことになります。


P.S.
大前研一氏がグローバル経済下では地域国家単位で物事を考えていかなければならないと言っていますが、生物の進化の過程を考えれば、当然の成り行きなんですね。

投稿者 cazper : 2006年10月11日 07:15 | b_entry.gif
     

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