Cazperのつれづれ日記: オープンプライバシー

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2006年12月19日

panda01.gif オープンプライバシー

身近な人には語っているのですが、「オープンソース」ならぬ「オープンプライバシー」の考え方が今後は重要になってくると思っています。

プライバシーとは、三省堂 新明解国語辞典によれば「個人的な日常生活や社会行動を他人に興味本位に見られたり干渉されたりすること無く、安心して過ごすことが出来る自由」を意味します。プライバシーが保たれるからこそ、安心して生活できるわけです。

しかし、他人に見られたくなかったり干渉されたくなかったりするからこそ、プライバシー情報は価値ある情報になってしまうわけです。ダイアナ妃をパパラッチが追いかけたり、芸能人のスクープ報道がお茶の間の人気を集めるのも、他人のプライバシー情報がクローズドな性質を持っているからこそなわけです。

クローズドにするからこそプライバシー情報の価値が高くなるのであれば、逆にある程度のプライバシー情報をオープンにしてしまえば情報の価値が下がるでしょ!というのが「オープンプライバシー」の考え方です。

芸能人の中には恋人との関係を直ぐに公に晒す人がいますが、そうなると誰も彼らの関係を追いません。また、例えは悪いですが、裸を常に晒すアフリカの民族の間では、裸である事が当たり前となっているので盗撮文化が流行るとは思えないわけです。

というわけで、隠すよりも晒すという「オープンプライバシー」の考え方はこれからの時代において重要だと思います。

ウェブ人間論
梅田 たとえば「膨大=ゼロ」と考えてみることから出発します。全部オープンになっていると、逆に誰も全部は読めないんだと。つまり、ある事柄について情報がオープンになっていて、それを全部読めるとなったら、十万件、百万件の情報全部を読む人はいないですよね。だからその中に紛れてしまえば消えてしまうと考えるんですよ。(p.101)

投稿者 cazper : 2006年12月19日 06:07 | b_entry.gif
     

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