Cazperのつれづれ日記: ベンチャーキャピタルや投資信託の運営者はプロか?

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2007年2月21日

panda01.gif ベンチャーキャピタルや投資信託の運営者はプロか?

ここ5年くらいの間にベンチャーキャピタルや投資信託の運用本数が伸びています。しかし、顧客本位にたった行為をしている事業者は少ないような気がします。

それもそのはずで…彼らの収益は運用資金の手数料によってもたらされるからです。

上場株式への投資信託であれば、手数料を増やす方法は顧客から如何に金を預けてもらえるかに掛かっているため、営業をしまくります。また、ベンチャーキャピタルの場合にはファンドの手数料に加えて、投資先の企業にコンサルをしてそこから収益を得ようとします。

つまり、彼らのモチベーションは手数料を如何に増やすかであって、顧客から預かった資金を如何に増やすかではありません。

某ベンチャーキャピタルを見ていると1号ファンドを立ち上げたのは良いのですが結局担当者レベルで運用実績が出るまでには時間が掛かると言い始め、1号ファンドとは別の切り口の2号ファンドを立ち上げています。ファンドの本数を増やすことで手数料を増やしたいという事がありありと見えます。(当然担当者は同じわけですから、ベンチャーキャピタルとしてのファンド運営ポリシーに一貫性がありません)

また、上場企業への投資信託の運営者は、社内規定で自らが株式を運用してはいけないことになっています。もちろん、自らの資金を投資信託へ預けることはできるのですが、自分の資金を自らの判断で投資するという経験にはなりません。

私が聞いただけでも次のように発言する人がいるわけです。
●某銀行系投資信託運営者
「私は数年前まで、投資という世界を全く知りませんでした。ワハハハ」

・・・こんな人に自分の資金を託したくはありませんね。


●某ベンチャーキャピタル経営者
「コンサルだけだと儲からなかった、だからベンチャーキャピタル経営の話に加わったんだ。」

・・・コンサルで儲けられないのに、ベンチャーキャピタルで成功するのでしょうか?


そうかんがえると、バークシャーハサウェイの経営者であり株主のウォーレンバフェットは顧客(投資家)を非常に大事にしていますね。何せ、バークシャーハサウェイが損をすれば、最大なる被害を被るのは本人なのですから。やはり、バフェットは投資家としてもプロなのでしょうね。


P.S.
ベンチャーキャピタルでもプリンシパルインベストメント部門で稼ぎだしている企業もありまして、これらの企業の方がファンド一本の企業よりもプロである可能性が高いでしょうね。

投稿者 cazper : 2007年2月21日 06:08 | b_entry.gif
     

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