Cazperのつれづれ日記: アメリカ発の連れ安

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2007年3月14日

panda01.gif アメリカ発の連れ安

ここ数日、ニュースでも「アメリカのサブプライム住宅ローンの下落」が大きく取り上げられるようになりました。

今日も次のようなニュースが発信されています。

GM、系列金融会社に10億ドル注入・住宅ローンが不振

 【ニューヨーク=武類雅典】米ゼネラル・モーターズ(GM)は3月末までに、系列金融会社GMACファイナンシャル・サービシズへ約10億ドル(約 1160億円)を資本注入する。GMACは米住宅市場の減速を受け、住宅ローン事業の採算が悪化。GMはGMAC株の51%を米サーベラス・キャピタル・マネジメントなどに売却したが、その後資産内容が悪化したため、資本増強に迫られた。(2007年3月14日 NIKKEI)

今日の日経新聞の夕刊に「今度はアメリカ発の株安云々」と書いてあったのですが、この前の上海の下落もアメリカの経済の不安定さの表れであり、「今度アメリカ発の株安云々」というのが正しいわけです。

神田昌典氏が訳したバブル再来にも書いてあるのですが、アメリカの土地バブルが弾けるのはある程度予測されていました。(ただ、この本が言っているような株バブルは起きてないのですが…)
バブル再来
土地景気の転換点として気付くべきは、アメリカ西海岸の高級住宅街が売れなくなってきている時期でした。この状況は、NHKの特番でも放映されていました。最初は、今まで転売できていた家を売れない人々がポツポツと現れるのです。この段階では、土地価格が目立って下落しないので近隣住民達も売ろうともしません。しかし、売ろうとしても売れないわけですから、売り手はどんどん増えていきます。それが顕在化し始めると一気に価格は下落するし、転売目的で家を持っていた人は担保価値の毀損によって予定していた支払いが出来なくなるのです。

私は、こんな現象論はどうでも良いと思っています。興味があるのは、この経済の流れによって何が生じるのか?という事です。

結論から言えば、絶好のチャンスが訪れると思います。

と言いますのも、今回アメリカの土地バブルがはじけたと皆が騒ぐことによって、貸し渋りが既に起きていると聞いています。貸し渋りが起きなければ、バブルが弾けたといっても徐々にはじけていくはずなのです。しかし、皆が騒ぐと、皆が売りたくなるし、金融機関は貸し渋りに走るしで…バブルがはじける速度に勢いがつきます。

当然ですが、速度がつき過ぎればオーバーシュートします。土地で言えば、実態価値以下に土地価格が下落する可能性が高まるし、株で言えば企業価値以下に株価が下落する可能性が高まります。海外で言えば、アメリカと全然関係ないのに下落する株が増える可能性が高まります。

■関連記事■
アメリカのサブプライムローンの下落が意味するもの


P.S.1
ちなみに、松藤民輔の部屋でも指摘されていますが、アメリカはこの土地バブル崩壊を防ぐために利下げをする可能性があります。しかし…大前研一氏が指摘するように今のグローバル経済下では金利を下げると資金が国外に逃げてしまいます。すると…景気が悪くなるんですね…。ここ暫くは難しい舵取りをアメリカはしないといけないでしょうね。

P.S.2
余談ですが、今日は↓を読み終えました。
ベトナム株
確かに株価が高い銘柄が多いのですが、とりあえず4銘柄程が狙い目で、その内2銘柄が今の株価水準でも悪くはないなぁと感じました。(で、どこだよ?ってのは、そのうち…)

投稿者 cazper : 2007年3月14日 12:39 | b_entry.gif
     

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