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2007年4月21日
金利が上がれば株価が上がり、金利が下がれば株価は下がる
今日は、松藤民輔氏の本を読み終えたのですが、大前研一氏の指摘と同様に、株価と金利の関係について書いてありました。
経済の教科書に書いてある内容は、以下のようなものです。
●金利が上がれば、株価は下がる。
理由は…金利が上がると、企業が資金を調達し難くなるので企業活動が鈍くなり、結果として株価は下がる。
●金利が下がれば、株価は上がる。
理由は…金利が下がると、企業が資金を調達し易くなるので企業活動が活発になり、結果として株価は上がる。
日銀の政策金利動向のニュースを聞いていても、景気が悪いのに金利を上げたら更に悪くなるという主張が出てきます。
しかし、そうした有識者達の思惑とは反対の事が現実社会では起きてきたようです。つまり、「金利が上がれば株価が上がり、金利が下がれば株価は下がる」のです。
金利と株価の相関関係について、歴史を少し振り返ってみよう。 1929年8月、当時、金利は6パーセント。NYダウは381ドルであった。これが1.5パーセントまで金利が下がってくると、NYダウは42ドルまで下落する。これがあの「金融恐慌」の瞬間である。さらにさかのぼると、1873年11月、金利が9パーセントのときには、株価は441ドルであった。これが2パーセントまで下がると157ドルまで下落する。この1873年の恐慌は、1929年のそれよりインパクトのある大暴落で、大企業のほとんどが破綻しているのである。 金融経済の現実は金利が下がると株価も下がり、金利が上昇すると株価も上昇するのである。従来のエコノミストたちは、この「常識」を「非常識」と決めてかかっている。しかし、事実は事実。ボブ・ホイのデータを見れば一目瞭然である。(pp.64-65) |
そうした観点でこれからの日本の金利動向、アメリカの金利動向、ユーロの金利動向を眺めると、どこの景気が今後伸びて、どこの景気が今後落ちていくのかが占えそうですね。
投稿者 cazper : 2007年4月21日 13:59
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