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2007年6月 8日
東西回廊でラオスにも陽があたるか?
ベトナム・ラオス・タイ・ミャンマーを繋ぐ東西回廊(幹線道路)が昨年ほぼ開通したのですが、どうやら目だった動きが見えてきました。
| 日本ロジテム、ラオスの物流会社を買収 企業向け物流の日本ロジテムはラオスの物流・倉庫会社、グローバルロジスティクスを9月に買収する。グローバル社は東南アジアを横断する「東西回廊」の中間地点にある都市サバナケットが拠点。日本の自動車メーカーや家電メーカーのベトナム進出により、産業集積の進んだタイからの部品輸送が拡大してきたことに対応する。 グローバル社の第三者割当増資を引き受け、発行済み株式の55%を4620万円で取得する。ラオス政府から保税倉庫業の認可を受けているため、タイ各地から集まった貨物をハノイ行きの1台のトラックにまとめるなどの業務が無関税で可能になる。 (NIKKEI.NET 2007年06月07日) |
海ならば船さえ作れば物を運び出す事が出来るのですが、陸だと幾ら性能の良いトラックを作ったとしても陸路を整備しなければ満足に物も運べないからです。
それが、東西回廊が出来たことで内陸部に位置するラオスからでも容易に物を運び出す事が出来るようになったのです。
となれば、ラオスにもBRICSやVISTAに次ぐ経済成長のチャンスが巡ってきそうな感じもします。でも、そうはならないでしょう。陸運では、必ず隣国を通さなければなりません。自国で生産したものを直接消費国にお届けする事が出来ないのです。
そう考えていくと、幾ら東西回廊が出来たとしてもラオスは製造業としての発達は望めないでしょうね。せいぜい軽工業どまりでしょう。
P.S.
やはり東西回廊で恩恵を受けるのはラオスというよりもタイとベトナムでしょうね。「ローマは1日にして成らず」とは言いますが、「高度経済も1日にして成らず」なんですよね。
前から書いていますがタイの全産業が東西回廊の恩恵を受けることは無いでしょう。どの産業が持ち上がるのかは、東西回廊で何が運ばれるのかを調べればよいでしょう~♪
P.S.2
タイが部品工場、ベトナムが組立工場となると、それらの最大輸入国は中国になるでしょう。
P.S.3
意外と…というか、専門の方はラオスの鉱床に興味があるんじゃないかなぁ。レアメタルとか石炭とか…
P.S.4
内陸地で陽を当てるのならば、製造業ではなくて金融とかソフトウェアとかサービス産業に比重を置くべきだと思います。しかし、それには教育が必要なんですよね…教育が…
P.S.5
ラオスのランバオという都市を見てみたいなぁ
投稿者 cazper : 2007年6月 8日 17:53
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