Cazperのつれづれ日記: 執念ある者は、可能性から発想する。執念なき者は、困難から発想する

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2008年12月 3日

panda01.gif 執念ある者は、可能性から発想する。執念なき者は、困難から発想する

[晴]今聞いてる曲:戦場のメリークリスマス

今日は色付く木々の中を運転してました。重たすぎる物を運んでいたので指に切り傷が...(/_;)


ようやく読み終えたのが↓。面白すぎます。
リスクテイカーネット金融維新伝
まず松井証券の松井道夫氏の事が書いてありました。

 松井から見て、立派な経営者はたくさんいる。松下電器を創業した松下幸之助の言葉には、いまだからこそ心打たれる。
執念ある者は、可能性から発想する。執念なき者は、困難から発想する
 (中略)
 この言葉の「執念」を「主体性」に置き換えてみると、さらにわかりやすくなる。自分を持たずに従属している人間は、困難からしか発想しない。意地やプライドをもちながら、自分で考えて進んでいこうとする者は、必ず可能性を信じて、プラスに考えて物事をすすめる。(p.235)
流された人生を送っていてはいけないという事なんでしょうね。まぁ、流されたとしても自ら泳がないと目的の地には一生たどり着けないわけでして...

おまけですが、楽天証券の國重氏の記述の中に板倉雄一郎氏の事が書いてありました。かの有名な「社長失格」の本が出来た背景が書いてあったのでご紹介。

 そのいっぽう、うまくいかなかった事例としては、板倉雄一郎が経営するハイパーネットがあった。板倉はインターネット普及前夜に、世界初の画期的なビジネスモデルを開発した。インターネットと広告を結び付けた無料プロバイダーを運営する仕組みである。
 知人から紹介されてはじめて会った板倉の話を聞き、國重は確信を抱いた。
 <板倉さんのビジネスモデルは、かならず成功する>
 初対面のその場で、決断した。
 「四億円を、無担保で融資しましょう」
 その後、合計八億円まで融資額を増やした。
 國重は、ハイパーネットを売り込むために、日経BP編集長をしている知人に、板倉を紹介した。
 編集長である知り合いは、あまりITには詳しくなかった。
 「おれは、良く分からないから、皆に説明してくれないか」
 板倉は、副編集長ら七人の編集部員に説明した。板倉のプレゼン能力は高かった。ITがわかる物であれば、その斬新さを理解できた。
 「すごいね」
 「素晴らしいね」
 「面白いね」
 良い反応が返ってきた。
 日経BPでも紹介してもらえることになった。
 しかし、編集長が訊いた。
 「國重さん、これ、うまくいくとは思うけど、うまくいかなかったらどうするの」
 國重はいった。
 「簡単ですよ。この社長にそれを書いてもらって、膨らませて本にして、その印税で回収しますよ」
 「印税じゃ、四億も五億も回収できないよ」
 國重は、編集長と笑い合った。
 國重は、まさかそれが本当になるとは思ってもいなかった。(pp.260-261)
自己破産の日から板倉氏による「社長失格」執筆に向けた動きがあった事は知っているのですが、事業が立ち上がっている最中に本執筆の話が冗談でも出ていたのには驚きです。本の執筆自体は自己破産後にされているので、印税が返済には回されてはいないとは思うんですけどね。(銀行は貸し剥がしをしたので、お相子なのかも...)

ちなみに、ここの本にも書いてありますが、板倉さんのプレゼンの能力は高いと思います。一方で、ここに書かれている編集者も驚異的な能力の持ち主だと思います。


P.S.1
メディアの赤字と頭の弱い人を優遇すること。」を読んでいると、毎度毎度ひろゆき氏の頭の良さを感じてしまいます。


P.S.2
アメリカ市場が開く前に円高になっている状況を見ると今日のアメリカは下落するんだろうなぁと思っています。(翌朝→最後はダウは上昇したようです)


P.S.3
アメリカのビッグ3のCEOの年収が1ドルとか言ってるけど...CEOの(ストックオプションを含めた)年収にキャップをはめるべきだと思います。ドラッガー氏が「組織内の所得格差を二〇倍以上にするなと何度もいってきた。これを越えると憤りとしらけが蔓延する。」と言っているように、組織内の年収格差に対して何らかの規則を設けるべきだと思うんですよ。

ちなみにウォーレン・バフェットの年収は10万ドル(1000万円)。

投稿者 cazper : 2008年12月 3日 23:59 | b_entry.gif
     

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