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2013年8月31日
F0.85, f=50mmの超明るいレンズをマイクロフォーサーズへ
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一眼レフかめらやミラーレスカメラで遊んでいると、明るいレンズが欲しくなります。明るいレンズとはFナンバーの小さいレンズなのです。
明るいレンズは、開放した状態ならば光の取り込みが大きくなるので、以下の様なメリットが出てきます。
●暗い所での撮影でもフラッシュを使わなくて良くなる
●高速にシャッターを切りたい場面で明るさを保って撮影ができるようになる(ハイスピードカメラ)
●被写界深度(DOF)が浅いので対象物以外の部分をピンぼけさせて、綺麗な写真を取ることができる
今回、株式会社ヴイ・エス・テクノロジー社から焦点距離f=50mm、F0.85という明るいレンズ(VS-50085/C)が発売されたのでOLYMPUS PEN Lite E-PL3に装着して試し撮りしてみました。これは、35mm判換算で100mm相当の中望遠レンズになります。
OLYMPUS PEN Lite E-PL3のカメラはマイクロフォーサーズ・マウントなので、Cマウントアダプタを用意しVS-50085/Cを装着します。

株式会社ヴイ・エス・テクノロジー社から発売されたF0.85のレンズはM42マウント用とCマウント用の2つがあるのですが、M42マウントはフランジバックが19mmちょっとしか無いので、多くの一眼レフで使われているM42マウントとは違うので今回はM42のレンズに関しては利用できません。
まずは、モデルさんの撮影から

絞りは開放です。背景がボケていい感じに撮れます。
ただし、背景のスポットライトのボケがレモン型になり、口径食が発生しております。これは、絞りを最大に開放している事に起因しております。少し絞る事で改善しますが、今回は被写界深度の浅さを表現するために最大開放で撮影続けます。
こちらは、ピントが首飾りにあたってしまい、顔がピンボケしてしまいました。手動フォーカスで、且つ被写界深度が浅いのでピント位置の調整は気をつけないとダメですね。

焦点距離f=50mmのレンズで且つカメラのセンサーサイズがフォーサーズなので、どちらかと言えば画角が狭くなり、モデル撮影の際には全体を納めるにはモデルから離れて撮影が必要になるので、全身を納めるのには向いておりません。上半身を納めるのならば丁度良い焦点距離となります。
今回は絞りを開放にしておりますが、被写界深度自体は絞れば長い方向にはいくので、モデルさんを撮影する際には全開放で撮影するよりは少し絞った方が良いのかもしれません。
次は、若干小さい30cm位のロボットを撮影してみました。

ロボットの前面にピントを当てると後面は既にボケ始めております。
同じようなロボットを若干離れた位置から撮影。(絞り開放)

こちらは被写体全体にピントがあい、被写体が背景から浮かび上がっております。
産業用ロボット(アーム)のKUKAのミニチュア模型も撮影してみました。


模型が小さくても、その中で大きなピンぼけ作れるので、幅広い表現が出来ます。
被写界深度が浅すぎて花粉の所は既にピンぼけしてしまいまいた。

凹凸が激しい植物は、被写界深度を浅いまま撮影すると、全く植物のように見えない表現が出来てしまいました。

最後は、花の撮影。

レモン型にボケた光は口径食でして、絞り開放が大きいために発生しております。この手のレンズで口径食を発生させないようにするとレンズが更に化け物サイズになるので致し方ないところ。
VS-50085/CやVS-50085/M42はサポートするセンサーのサイズがマイクロフォーサーズでして、オリンパスやパナソニックのミラーレスで色々な表現が出来ます。マイクロフォーサーズでF0.95は出ていますがそれ以上のレンズは出ていないので、Cマウントアダプタを買っても購入してみる価値はあると思います。
将来的には、このレンズのM42マウントをマイクロフォーサーズ・マウントへ変換するアダプタか、このレンズ自体をマイクロフォーサーズマウントで販売てもらうと、オリンパスやパナソニックのミラーレスカメラを持ってる人にとってはより便利でしょうね。
投稿者 cazper : 2013年8月31日 08:44
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