Cazperのつれづれ日記: 十五的月亮十六圆

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2015年3月 6日

panda01.gif 十五的月亮十六圆

中国の旧正月は「旧」とつく位なので、農暦(旧暦)でやっております。日本は?というと日本も明治5年までは農暦で正月を迎えておりまして、明治6年(1873年)になるタイミングで新暦を使うように変更されました。

ちなみに農暦に基づく正月を旧正月と呼んでいるのは日本でして、中国では「春節」やら「過年」と呼ばれます。歴史を重んじた伝統的な正月となります。したがって中国の視点で日本の正月を呼ぶならば、「新正月」やら「元旦節」とやらになるかと思われます。

旧暦の話をすれば、正月は新年の日から15日間あるのですが、日本では種々の近代の歴史が加わり新暦1月1日から7日までを指すように変わってしまったようです。7日に七草を食べる習慣が日本で出来たのも、大正月の7日までを正月としてみる見方ができた後に、7日の「7」と七草の「七」を掛けて誰かが仕掛けたと考えるのが妥当なのだと思います。

農暦は月の満ち欠けで月がカウントされるため、農暦の大晦日は必ず新月になります。そして、15日で満月を迎え、それを元宵節としてお祝いして正月が明けます。そのため、中国では農暦の15日までは街中で爆竹や花火の音を聞く事が出来ます。(大晦日の晦の意味は月隠れを意味し、農暦の月末日の意を表します)

また、中国では春節の時にどうするのかといえば、東北地方では農暦の大晦日から1月1日に掛けては餃子を食べ、華南地区になると湯圓というお湯に入れた団子を食べます。日本では白玉入りのお汁粉を正月に食べますが、それは湯圓の習慣の名残だと思います。(さらに、突っ込んで書くならば、日本の文化は中国の東北ではなく華東・華南の方から入ったということでしょう。具体的に言えば唐の影響が大きいと言えます)

そして、旧暦15日は湯圓を食べて元宵節を祝います。この習慣は中国全土変わらないようです。ちなみに、台湾だとランタンフェスティバルが開かれます。

長々と説明を書きましたが、本来ならば3月5日が元宵節で湯圓を食べるべき日だったのですが、色々あったので6日の今日湯圓を買ってきて食べた次第です。
小豆入り湯圓

ちなみに、中国人なら多くの人が知っている言葉「十五的月亮十六圆」がありまして、この意味は15日の満月よりも16日の満月の方がもっと丸いという事です。これはどういうことかといえば、農暦の15日深夜(16日早朝)から17日の夜までの月が満月となり、当然のごとくその期間の真中である16日の月が一番丸いという事を言っているわけです。言葉の意味は15日の月が16日に入った段階で円くなるという意味です。

というわけで、自己正当化しているわけですが、元宵節ではなくその次の日に湯圓を食べても習慣的には間違ってないわけです。

投稿者 cazper : 2015年3月 6日 22:43 | b_entry.gif
     

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