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2005年6月22日
留学制度だけ作っても無駄
民間が冷えきっている御時世でも、中央官庁の官僚は結構な人数が留学しています。
そこで、問題となるのが、国の血税で留学した官僚が帰国後すぐに辞めてしまうという事。つまり、せっかく血税で留学したのに、公務員としての仕事にいかされていないと言うのです。
でも、これって辞めてしまった公務員だけに問題が有るのでしょうか?
国費で留学した公務員を活かしきれない官庁の制度にも問題が有るのでは?
もし、留学したスキルが活かせる場が日本の官庁に用意されていれば、留学し終えた公務員達も恩を返す気になると思うのです。
留学で獲得したスキルを活かせる場が日本の官庁に十分に用意していないとしたならば、公務員を辞めて民間で活躍した方が日本国の為になると思うんですよね。
たぶん、官庁では留学した人達を次のように見ているのではないでしょうか。「留学したからって、その人が優れた人になったわけじゃないし、学んで来たことが官庁で直に役に立つわけじゃないから、取り敢えず以前と同じような仕事をやってもらおう。」
ん、これと同じような現象って、他の場面でも同じような気がしません??
「博士課程を終了したからって、その人が優れているわけじゃないし、社会の現場で直に役に立つわけじゃないから、まだ若くて少い給与で良い学部卒・修士卒を採用した方がマシ」
私は前から主張していますが、ニートが増えるのも、公務員が留学直後にやめるのも、博士卒が虐げられるのも、本人が悪い訳ではなくて、ただ単に周りの場が悪いからなんですよ。そして、その場を作っているのも人間なのです。
| 留学者の1割が帰国後退職 授業料など7億円“無駄”
国の海外留学制度で1997年度から2002年度にかけて留学した中央省庁の若手キャリア官僚576人のうち、1割に当たる56人が帰国後5年たたないうちに早期退職していたことが人事院の調べで21日までに分かった。 |
投稿者 cazper : 2005年6月22日 12:38
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» 食い逃げ防止策。 from 万歳!
若手官僚達を国税を使って海外の大学院に留学させる制度があるらしい。
で、問題になってるのが、たくさんの官僚達が帰国後、転職してしまうことらしい。
「... [続きを読む]
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