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2008年10月 1日
【java】NetBeansでjlapackを使えるようにする
LAPACKと言えば、Fortran 77 で書かれた数値計算用のライブラリであり、高速で代数計算が出来るという特長があります。
高速計算させたいのにJavaか?という感じもしなくはないですが、Javaだからこそ出来るだけ高速に数値計算をさせたいわけでして...LabackのJava版であるjlapackをNetBeansで利用する方法を書いておきます。
①ダウンロード
netlibのホームページに飛んで適切なファイルをダウンロードします。(例えば、jlapack-0.8.zipです。)
②インストール
ダウンロードしたファイルを解凍し、ライブラリとして保存しておきたいディレクトリに置きます。
(例)
C:\JavaProgram\jlapackに「blas.jar」「blas_simple.jar」「f2jutil.jar」「lapack.jar」「lapack_simple_jar」「xerbla.jar」ファイルをコピー
③CLASSPATHの設定
NetBeansを立ち上げて、メニューからツール(T)>ライブラリ(L)を選択します。

新規ライブラリボタンをクリックして、「ライブラリ名」を自分で分かりやすい名前を設定して(例:jlapack )、「ライブラリの種類」はデフォルトのままの"クラスライブラリ"を選択して、了解ボタンを押します。
今作成した、ライブラリを選択し、ライブラリのクラスパスを設定します。
(例) C:\JavaProgram\jlapack\blas.jar
他にもコピーしたファイルを指定してください。

④開発中のプロジェクトにライブラリとして加える
開発中のプロジェクトウィンドウ内に「ライブラリ」というノードがあるので、そこを右クリックします。ポップアップ画面からライブラリの追加を選択し、jlapackライブラリを追加します。

あとは、コードを書くのみです。
その他参考:
●Java Advanced ImagingをインストールしてNetBeans(6.1)で使う
●JFreeChartをインストールしてNetBeans(6.1)で使う
投稿者 cazper : 2008年10月 1日 21:15
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